採用サイトに掲載すべきコンテンツとは?学生が集まるサイトを作ろう

採用サイトを制作する際に掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトとは、自社を志望している求職者に向けて情報を発信する、求人募集のための専用ウェブサイトです。

採用サイトと企業サイトの大きな違いは、サイトの情報やデザインが求職者向けに最適化してある点です。企業サイトは訪れる全ての人(個人・法人・求職者)への情報発信が目的であるのに対して、採用サイトは求職者のニーズに合わせた情報やデザインに特化して、求職者に自社を魅力的に思ってもらうことを目的としています。

多くの求職者は、就職活動で企業研究を行う際に、採用サイトを活用しています。DISCOが行った2019年新卒者向けの調査では、志望企業の研究を行う際の有益な情報源として「個別企業のホームページ」が1位に挙げられています。

「志望企業の研究」を行う上で有益な情報源
出典元『DISCO』2019年卒 採用ホームページ好感度ランキング

DISCOの同調査では、求職者が特に良い印象を持った採用サイトの特徴として、以下のようなものが挙げられています。

  • 社員のインタビューや事業紹介動画など、コンテンツが充実している
  • 採用Q&Aが充実しており、選考前に不安や疑問を解消できた
  • 色遣いが爽やかで落ち着いており、絵や図を用いていて見やすかった

良い印象を持った理由
出典元『DISCO』2019年卒 採用ホームページ好感度ランキング

採用サイトの効果を十分に発揮させるためには、求職者の情報ニーズに応じて、コンテンツやデザインなどを工夫する必要があります。また、他社と比較された際に埋もれてしまわないように、独自性を持たせて差別化する工夫も大切です。

今回の記事では、採用サイトに掲載すべきコンテンツについて、求職者がどのような情報やデータを求めているのかをご紹介します。

採用サイトに掲載すべきコンテンツとは?求職者が企業研究で知りたい情報やデータについて

採用サイトを制作する際には、求職者の情報ニーズに合ったサイトを作るために、求職者が企業研究を行う上で知りたい情報がどんなものなのかを知っておく必要があります。

DISCOが行った2019年新卒者向けの調査によると、求職者が企業研究を行う上で知りたい情報は、上位から順に「実際の仕事内容」「社風」「他社と比べた強み・弱み」「給与水準・平均年収」と続きます。

企業研究を行う上で知りたい情報
出典元『DISCO』キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(2018年3月発行)

マイナビが2019年新卒者向けに行った調査結果によると、求職者が今後企業に積極的に公開してほしいデータは、上位から順に「基本給(各種手当てを含まない給料)」「今年度の採用予定人数」「各種手当て(残業代や通勤、住宅手当等)」と続きます。

企業に公開してほしいデータ
出典元『マイナビ』2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況

採用サイトに掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトで求職者が求めている情報を公開する際には、ただ公開すればいいというわけではありません。求職者がなぜその情報を求めているのかという根拠を理解した上で、情報を掲載する時の注意点について知っておかなければなりません。

前項でご紹介した「求職者が企業研究を行う上で知りたい情報」ごとに、採用サイトに掲載すべきコンテンツをご紹介します。

  1. 「実際の仕事内容」について掲載すべきコンテンツとは?
  2. 「社風」について掲載すべきコンテンツとは?
  3. 「他社と比べた強み・弱み」について掲載すべきコンテンツとは?
  4. 「給与水準・平均年収」について掲載すべきコンテンツとは?

1.「実際の仕事内容」について掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトに「実際の仕事内容」を掲載する際には、求職者は単に仕事内容を知りたいだけではなく、入社後の生活の変化に対して不安を感じているという背景を意識する必要があります。

実際の仕事の様子を動画にしたり、先輩社員が入社時に抱えていた悩みと現在の状況についてのインタビュー記事を作るなど、求職者が入社後の具体的なイメージが持てるようなコンテンツを掲載するとよいでしょう。

2.「社風」について掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトに「社風」を掲載する際には、求職者にどれだけ具体的に入社後のイメージを持ってもらえるかがポイントになります。

幅広い世代の社員インタビューを掲載したり、オフィスの様子をリアルに体感できるストリートビューのようなものを作るなど、求職者に自社の雰囲気が伝わるようなコンテンツを掲載するとよいでしょう。

3.「他社と比べた強み・弱み」について掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトに「他社と比べた強み・弱み」を掲載する際には、求職者に自社ならではの魅力をどれだけ伝えられるかがポイントになります。

強みだけしか載っていないと求職者が不安を感じるきっかけになるため「他社と比べて仕事量は多いが、その分給与が高く福利厚生も充実している」といったように、強みを強調しつつ強みに伴う弱みについても掲載するとよいでしょう。

4.「給与水準・平均年収」について掲載すべきコンテンツとは?

採用サイトに「給与水準・平均年収」を掲載する際には、嘘や誤魔化し、誇張表現は控えるべきです。

給与や年収は、入社後のライフスタイルやライフプランに大きく関わる部分ですので、求職者の志望度にも大きく影響します。現実とかけ離れた数字を公表して無理に求職者を集めても、理想と現実のギャップで早期離職を生むだけでなく、誇大広告の噂が広まって企業イメージを著しく損なう危険があるため、給与や年収については嘘偽りのない情報を掲載した方が良いでしょう。

採用サイトのコンテンツは求職者の情報ニーズに合わせよう!

採用サイトとは、自社を志望している求職者に向けて情報を発信する、求人募集のための専用ウェブサイトです。

採用サイトで求職者が求めている情報を公開する際には、ただ公開すればいいというわけではありません。求職者がなぜその情報を求めているのかという根拠を理解した上で、情報を掲載する時の注意点について知っておかなければなりません。

採用サイトに掲載するコンテンツ量に制限はないため、ついついあれもこれもと多くの情報を掲載したくなりますが、情報を詰め込みすぎるとごちゃごちゃした見にくいサイトになってしまいます。求職者のニーズに合わせた情報に絞ってコンテンツを制作し、シンプルで分かりやすい採用サイトを目指しましょう。

採用サイトを制作したら放置せず、毎年新入社員へのアンケート調査を行ったり、WEBサイトの情報記事を参考にしたりして、コンテンツや公開データを定期的に見直すことが大切です。

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