学内セミナーを開催する上で企業側に必要な準備とは?

学内セミナーを開催する企業側のメリットとは?

企業が採用活動する上で欠かせない母集団形成の手段として、企業説明会があります。企業説明会は大きく分けて、1社単独で行う会社説明会、就職情報サイトや自治体主催の合同企業説明会、学校主催で開催される学内企業説明会の3種類に分けられます。

学内企業説明会は学内セミナーとも呼ばれ、HR総研が2018年卒業予定の学生向けに行った就職活動動向調査によると、約8割の学生が学内セミナーに参加しているという結果が出ています。

8割の学生が学内企業セミナーに参加
出典元『HRpro』HR総研:2018年卒学生の就職活動動向調査 結果報告【2】

また同調査では、約8割の学生が「学内セミナーで話を聞いた企業に実際にエントリーした」と回答しており、エントリーしないと答えた学生は1割未満でした。

学内企業セミナー面談企業へエントリーした学生8割
出典元『HRpro』HR総研:2018年卒学生の就職活動動向調査 結果報告【2】

学内セミナーに参加する学生の多さや、実際のエントリーにつながる可能性の高さから、学内セミナーを母集団形成に活用しようと考える企業が近年増加しています。

学内セミナーの会場は主催した学校内での開催が多く、学校のOBやOGが企業の説明役として来るケースも多いことなどから、学生にとって企業が開催する会社説明会よりも参加しやすく、普段聞けない情報を聞きやすいという魅力があります。

今回の記事では、学内セミナーを開催する上で企業側に必要な準備についてご紹介します。

学内セミナーを開催する上で企業側に必要な準備とは?

自社の会社説明会を開催する上で必要な準備は、以下のようなものが挙げられます。

  • 説明会の目的を明確にする
  • ターゲットに合わせた説明方法を選ぶ
  • スケジュール表と台本の作成
  • 会場レイアウトの考査
  • アンケート用紙の作成
  • 配布資料選定と作成
  • 会社説明会参加スタッフの選定と教育
会社説明会とは、企業が求職者に対して自社をより詳しく知ってもらうために開催する、採用活動のプロセスのひとつです。会社説明会は、求職者を自社に惹きつけるための施策ですが、準備が足りないと逆に求職者を失望させてしまうきっかけにもなり得るため注意が必要です。今回は会社説明会の目的や内容、開催前の準備やメリット・デメリットにつ...

学内セミナーを開催する上で企業側に必要な準備とは?

学内セミナーを開催する上で必要な準備は、基本的には上記の会社説明会の準備とあまり変わりません。ここでは、学内セミナーならではの企業側に必要な準備についてご紹介します。

  1. 開催する学校の選定
  2. 学校のキャリアセンターへの訪問
  3. 当日参加する社員の選定
  4. 学生の傾向分析

1.開催する学校の選定

学内セミナーならではの準備の1つ目として、開催する学校の選定が挙げられます。

学校側としては、信用できるかどうかも分からない企業に生徒を送り出すわけにはいかないため、何のかかわりも無い企業からの申し込みを受け入れてくれる学校はほとんどありません。

どの学校で開催するのかを決める際は、自社にOB・OGがいるかどうかや、欲しい人材がいるであろう学部や学科が設置されているかどうかに焦点を当てて考えましょう。

2.学校のキャリアセンターへの訪問

学内セミナーならではの準備の2つ目として、学校の就職課やキャリアセンターへの訪問が挙げられます。

学校側からすると、よく分からない企業よりも長年の付き合いがある企業や有名な企業の方が、安心して紹介出来て学生の反応も良いでしょう。学校との関係構築や自社の認知度向上のために、自社のパンフレットや資料を持参して就職課やキャリアセンターで会社紹介をする必要があります。

一度訪問・説明すれば、すぐに学内セミナーへの参加が許可されるとは限りません。よほど名が知れていたり独自の成果を挙げている企業でない限り、一度の訪問だけでは良好な関係が気づけない場合がほとんどです。

初回の訪問後は、定期的な情報交換として何度も学校に足を運び、直接担当者に会う機会を作ることが大切です。時間はかかるかもしれませんが、学校との関係を構築できれば、優先的に学内セミナーや単独企業説明会、業界研究セミナーなどに誘ってもらえるようになるでしょう。

3.当日参加する社員の選定と研修

学内セミナーならではの準備の3つ目として、当日参加する社員の選定と研修が挙げられます。

参加する社員は、学内の教授や生徒と関係構築がスムーズになるように、できるだけ開催する学校の卒業生から選びましょう。

学内セミナーは学生との距離が近い分、参加する社員の対応が直接会社のイメージに繋がります。挨拶や笑顔などの基本的なコミュニケーションはもちろん、会社説明や質疑応答の受け答えを失礼なくこなせるよう、しっかりと研修を行いましょう。

4.学生の傾向分析

学内セミナーならではの準備の4つ目として、学生の傾向分析が挙げられます。

学生が企業にどのような情報を求めているのか、どういった要素を重視して企業を選んでいるのかなどを、学校担当者や卒業社員に相談して、事前に対策しておきましょう。

学内セミナーならではの準備をしっかりと整えよう!

学内セミナーとは、学校主催で開催される企業説明会を意味する言葉です。

学内セミナーでは、参加者全員が開催する学校に所属する学生であるため、一般的な企業説明会に比べてターゲットが明確になり、事前に準備する内容をより具体的な学生のニーズに合わせることができます。また、規模も比較的小規模で行われるため、学生との距離が近く、より積極的に自社をアピールすることができるというメリットもあります。

学内セミナーは、学校側と信頼関係を築くことができれば基本的に開催費用が無料ですので、母集団形成の面でもコストの面でも非常に効果的です。

学校との関係構築や学校ごとの傾向に合わせた資料作成などの手間はかかりますが、求める人材を採用するための母集団形成の手段として、学内セミナー開催に向けて取り組んでみてはいかがでしょうか。

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