社内報での内定者フォローとは?内定者のコミュニケーションに活用する

内定者フォローとして社内報を送付する意味とは?

内定者フォローとは、採用した人材からの内定辞退を防ぐために、会社側が内定者に対して行う様々な施策の総称です。内定者たちは未経験の社会で働くことや自分の能力について、多くの不安や悩みを抱えています。

マイナビが行った調査によると、内定者フォローや内定者研修を受けたいと答えた学生の約半数が「入社予定先の職場の雰囲気を知りたい」と答えています。

内定者フォロー・研修を受けたい理由
出典元『マイナビ』「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 10月の活動状況」

内定者に職場の雰囲気を伝える方法として、内定者への社内報送付があります。社内報以外にも、会社案内や社史などを活用する企業も増えています。

DISCOが実施した『調査データで見る「内定者フォロー」2017』でも「就職決定企業から受けたフォローの内容」「入社意欲が高まったフォロー」の中で「社内報送付」が高い位置につけています。

学生が受けた内定者フォロー
出典元『株式会社ディスコ』調査データで見る「内定者フォロー」2017

社内報の送付は、社内の雰囲気を伝えて内定者の不安を解消する施策として有効ですが、せっかく送付しても内定者に読んでもらえなければ意味がありません。

今回の記事では、社内報送付を行う際の目的と内容、メリットと注意点を確認し、内定者フォローとして効果的な社内報とはどんなものかを考えていきます。

社内報送付の目的と内容、メリットと注意点とは?

社内報の送付を効果的な内定者フォローとするためには、社内報送付の目的と内容を理解し、どんな効果があり、何に注意すべきかを知っておく必要があります。

社内報送付の目的と内容とは?

社内報送付の目的とは、職場の雰囲気だけでなく、自社の考え方や今何が起こっているのかなどの情報を内定者に提供・共有することで、内定者の自社に対する理解を深めてもらうことです。

社内報の内容は、最近の会社の動向や支社の紹介、社員インタビューや社内イベントのレポートなど、多岐にわたります。新年度の社内報では、新入社員の紹介や挨拶、内定式の様子などを特集することも多いようです。

社内報送付のメリットと注意点とは?

社内報送付のメリットとは、内定者への定期的なフォローが可能となる点です。

採用活動のために制作する社内報は、既存の会社案内や社史などの資料を上手に活用すると、制作の手間やコストを削減できます。内定者用に新しく社内報を制作する場合は、相応の労力と費用がかかるため、費用対効果を考えて着手しましょう。

社内報は電子データとしての送付であれば、紙媒体と比べて郵送や印刷などのコストが削減できます。既存の資料が紙媒体の場合は、内定者への社内報送付をきっかけに電子媒体へ転換し、社内外へのアピール力を高めてみるのもいいかもしれません。

内定者フォローとして社内報送付を行う際は、送付自体が目的にならないように注意が必要です。社内報の送付はあくまでも内定者フォローの一環として、内定者に会社の理念や事業の内容への理解を深めてもらうための方法の一つという位置づけを認識し、必要な情報を適切な媒体で送付するようにしましょう。

社内報は内定者に読んでもらえなければ意味が無い!

内定者への社内報の送付は、内定者が抱える不安や悩みの解消に役立つ、内定者フォローとしての施策の一つです。

社内報の送付は、自社の既存の資料を活用できることから、内定者フォローの中でも比較的手軽かつ定期的に行える施策の一つです。しかし、ただ送付したところで内定者に読んでもらえなければ意味がないため、内定者に読もうと思ってもらえるような媒体と内容を考える必要があります。

社内報の送付を形だけの無意味なものにしないためにも、内定者フォローとしての目的をしっかりと持ち、内定者の不安や悩みの解消につながるような内容になるよう心がけましょう。

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