求人票の見方とは?労働条件の実態と求人票の内容が違う理由について

正しい求人票の見方を知ろう

就職活動時、転職活動時に多くの人が求人票を読み情報収集を行っています。東京商工会議所の調査では、入社した会社を知ったきっかけとして求人情報サイトが最も多く挙げられており、情報サイトに掲載している求人票を読んで興味を持つ人が多いことがわかります。

入社した会社をしった経緯
出典元『東京商工会議所』2019 年度 中堅・中小企業の新入社員意識調査

しかし、入社後のトラブルやギャップが尽きることがないのが現状です。マクロミルの調査では、新卒採用においても「残業が多い」「給与が少ない」などのギャップを感じており、入社一ヶ月あまりで会社をやめたいと思う人が2017年で35.5%と増加傾向にあることが分かっています。

就職先に対して感じたギャップ
出典元『市場調査メディア ホノテ by Macromill』新社会人の3人に1人が、入社1カ月で「会社を辞めたい」【定点調査レポート】

「残業が多い」「給与が少ない」においても情報収集をしっかりすることで解決できます。転職活動時において、会社に興味を持つきっかけとなるのが「求人票」であるため、求人票の見方を知ることが、転職活動成功への第一歩となるでしょう。

仕事内容の概要がわかる求人票とは?

賃金や雇用形態、保険はもちろん、就業時間や仕事内容など働き方をイメージできる重要な資料が「求人票」です。あくまで労働条件の目安であり、必ずその通りになるとは限りません。

賃金報酬があいまい(300万~500万など)にかかれているのは、目安として記載しているだけです。

求人票の情報における前提について

求人票は、実際の勤務などの実態と異なっていても、企業に対して法的な罰則はありません。法的な罰則を受けるのは、労働契約書と実態が異なる場合になります。

「求人票」と「労働契約書」の内容に相違がない状態が望ましいのですが、残念ながらそうではない企業も多く存在します。求人票は参考程度の情報に留めて、正式な内容は労働契約書の内容を確認する必要があります。

求人票に必ず記載されている概要

求人票には、必ず記載しなければならない項目があります。どの求人票にも記載されている内容になるため、複数の求人票を比較する際に参考にしましょう。

  1. 労働者が従事する業務内容
  2. 労働契約期間
  3. 就業場所
  4. 始業及び就業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間及び休日
  5. 賃金額
  6. 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険の適用に関する情報

求人票には書いてはいけない項目がある

ハローワークなど求人票へのチェックがあるものであれば基本的はありませんが、転職サイトなど自由に記載できる求人票であれば書いてはいけない項目があります。

書いてはいけない項目が書かれている場合は、法やモラルに対してルーズな危険性があるため、注意が必要です。

分からない言葉などは調べる

完全週休二日制と週休二日制などは休める日が全く異なります。完全週休二日制であっても土日や祝日に休めるとは限りません。

法的に定義されている用語は多いですが、多くの求職者が詳しい定義を知らないままイメージで認識してしまうこともあり、悪用する企業も存在します。

求人票を確認しながら、理解が曖昧な用語については、必ず調べましょう。

求人票はあくまでも目安

求人票はあくまで「人材を募集するために必要な内容の公開」が目的であり「実際に働く条件と一致していなくても良い」ことを必ず押さえておきましょう。

あくまで求人票は目安として把握し、実際の労働条件は「労働契約書」などを確認する必要があります。法的に定義されているが労働者にとっては馴染みの薄い用語を使うこともあるため、少しでも分からない用語があれば調べることが、転職を成功させるためのコツです。

アメリカではRJP理論という「ポジティブな情報だけでなくネガティブな情報も記載する」ことで採用のミスマッチをなくす採用戦略が30年以上研究されており、日本の求人票でも徐々に導入されているため、信頼できる求人票もあります。求人票が信頼できるか、信頼できないかは面接の場なども活用して見極めることが重要です。

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