内定者懇親会とは?目的や企画内容のコンテンツ、交流会について

内定者フォローで特に注力すべき内定者懇親会とは?

新卒採用においては特に、優秀な人材を自社にとどめておくために、内定者フォローが非常に重要です。内定者フォローにはさまざまな種類がありますが、特に学生が関心を持っているのが、仲間となる同期や社員などとのコミュニケーションの問題です。

新卒の世代は特に、同僚と仲良くやっていけるかという不安を抱えていることが往々にして見られます。DISCOが行った内定者に関する調査(2015年)によると「内定辞退の理由」で「他の内定者と雰囲気があわなかった」が上位3位に挙げられています。

内定を辞退した理由
出典元『株式会社ディスコ』2015年度 調査データで見る「内定者フォロー」

内定者同士の人間関係の悩みを解決する方法の一つが、内定者懇親会です。内定者懇親会は、内定者の先輩となる既存の社員も巻き込み、組織全体でいかに有益な会にできるかが重要です。

今回の記事では、内定者懇親会で企画する内容や目的、懇親会を行うメリットとデメリットについてご説明します。

内定者懇親会の内容と目的、メリット・デメリットとは?

内定者懇親会とは、内定者同士の連帯感を高めることを目的とした、内定者フォローとしての施策です。

内定者懇親会の内容は、内定者を集めて事業内容や職場の状況をレクチャーする形式が多く、ランチやディナーなどの食事会を兼ねることもあります。全国規模の企業では地域ごとに集合するか、研修所などの施設を利用して宿泊して行うケースも多くあります。

内定者懇親会の企画内容と目的とは?

内定者フォローとして行う内定者懇親会の企画内容と、内容による目的の違いについて、5つの例をご紹介します。

  1. 会社・事業紹介などの説明
  2. 内定者同士の自己紹介・スピーチ
  3. グループワーク
  4. 食事会
  5. 先輩社員との交流会

1.会社・事業紹介などの説明

会社・事業紹介などの説明とは、事業の内容や会社の情報など、会社の基礎の情報を説明するイベントです。内定式までの過ごし方といった入社までのスケジュールの説明や、内定承諾書の配布など、実務的な話も行います。

会社・事業紹介などの説明では、経営者の挨拶を適宜取り入れ、内定者のモチベーションを高める工夫が大切です。最近では、内定者と会社で親睦を深めるためにSNSなどのツールを用いる企業も多く、SNSグループへの招待を行うこともあります。

2.内定者同士の自己紹介・スピーチ

内定者同士の自己紹介・スピーチとは、内定者同士で自己紹介やスピーチなどを行い、仲間意識を強めてもらうイベントです。会社側には、内定者の積極性やプレゼン能力を見る機会にもなります。

自己紹介やスピーチに参加する内定者には、事前に話す内容を用意してもらうのが良いでしょう。採用規模にもよりますが、名前や出身大学、趣味などを1分程度で話すことが多いです。

3.グループワーク

グループワークとは、何らかの課題を出して内定者たちに検討させ、内定者同士のコミュニケーション強化を図るイベントです。会社側には、内定者の価値観やディスカッション能力を見る機会にもなります。

「新入社員が身につけておくべき心構え」といった分かりやすいテーマで、話し合いをしやすい場を作ることが大切です。話し合いの結果を評価したりはせずに、あくまで内定者同士が打ち解けるための、ワークショップの一貫と捉えましょう。

4.食事会

食事会とは、ランチやディナーを食べながら内定者同士や先輩となる既存の社員と交流してもらい、内定者と会社全体のコミュニケーション強化を図るイベントです。本音で話すことで、入社後のミスマッチを軽減する効果も期待できます。

コミュニケーションを促進するために、できるだけ内定者がリラックスしながら交流できる場を作ることが大切です。

5.先輩社員との交流会

先輩社員との交流会とは、入社後に先輩となる既存の社員と直接話をする機会を設けることで、内定者が入社前に感じている不安や疑問の解消を図るイベントです。前項の食事会を兼ねる場合も多くみられます。

交流会に参加する先輩社員は、実際の業務の様子やワーキングタイム(残業時間など)の話題、福利厚生をはじめとする制度の話題など、特に学生が興味を持っている分野については、しっかりと回答を準備しておくことが重要です。

内定者懇親会を実施するメリット・デメリットとは?

内定者懇親会を実施するメリットやデメリットにはどのようなものがあるのかについて、具体的にご説明します。

内定者懇親会のメリットとは?

  • ダイレクトなコミュニケーションが可能
    内定者懇親会は学生にとって、経営陣から実際にメッセージを聞く機会があることや、飲食の場で先輩社員と交流できるなど、企業の雰囲気をじかに把握できる場所です。トップからのメッセージでモチベーションを高めつつ、悩みについては年代の近い先輩社員にヒアリングでき不安を解消できるなど、プラスの要素が多く、バランスが良いコミュニケーションが可能です。
  • 会社へのロイヤリティを高める一因にできる
    魅力的な社内の人材と接触してもらうことで企業の魅力を高め、入社意識を良い方向にもっていくことができます。

内定者懇親会のデメリットとは?

  • 内定者一人ひとりに個性があるため、マイナスのアプローチになることもある
    過度な接触は、学生との温度差が顕著に出てしまい、逆にモチベーションを下げる要因になり得ます。飲み会への無理な勧誘や、懇親会の中でのハラスメント行為など、接触の内容とタイミング、接触する人材の選定には十分注意しましょう。

内定者懇親会は企業と内定者の相互理解を深める!

内定者懇親会とは、内定者同士・先輩社員と気軽に交流できることが特長の内定者フォローです。ダイレクトなコミュニケーションは、企業の魅力を最大限にPRできる場所にもなります。

内定者懇親会を実施する際には、過度に自社をよく見せようとせず、学生との双方向の自然なコミュニケ―ションを行う心構えが大切です。場合によっては、直接ではなくSNSでフォローするなど、今の学生に負担にならないコミュニケーションの取り方も効果的です。

内定者懇親会は会社が内定者を理解し、内定者に会社を理解してもらう場として、誠意あるコミュニケーションを意識することで、会社にとっても内定者にとっても有意義な内定者フォローにすることができるでしょう。

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