くるみんとは?くるみんマークが認定企業の目印!
仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業に対し、「次世代育成支援対策推進法(次世代法)」に基づいて、2007年から厚生労働大臣が認定している「くるみん認定」制度があります。
くるみん認定制度は、当該法に基づき行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成しつつ一定の基準を満たすことで(規定の申請は必要)、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定・くるみん認定を受けることができるというもので、ワークスタイルの施策に取り組む多くの企業で注目されています。
2015年4月1日より、くるみん認定企業の中でさらに、高い水準の取り組みを行っている企業に、継続的な活動を促進することを目的に、新たに『プラチナくるみん認定』もスタートしました。この「くるみん・プラチナくるみん認定」のマークは、「子育てサポート企業」としての認知活動に、広告や求人時など幅広いシーンで活用できるなど、大きなメリットがあります。
くるみんマーク・プラチナくるみんマークの意味とメリットとは?
出典元『厚生労働省』くるみんマーク・プラチナくるみんマークについて
くるみんマークには、色や星の数などの様々なパターンがあります。まずはくるみんマークが示している内容について説明します。
くるみんマークの意味と定義
「くるみん認定」は仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業に対し、「次世代育成支援対策推進法(次世代法)」に基づき、厚生労働大臣が実施している認定制度で、この認定基準を満たした企業に、「子育てサポート企業」として付与される認定マークの通称が、「くるみんマーク」)です。
活用シーンとしては、自社製品や自社のホームページ、求人広告などが挙げられます。
プラチナくるみんマークの意味と定義
「プラチナくるみん認定」は、改正次世代法に基づいて、2015年4月1日から始まった新しい認定制度です。厚生労働省は、「くるみん認定」を受けた実績のある企業のうち、次世代育成支援対策に関する実施状況が優れている企業に対し、特例認定として「プラチナくるみん認定」を実施しています。
より高い水準の子育て支援対策に取り組んでいる企業に付与されるマークです。そのため、「プラチナくるみんマーク」は、「くるみんマーク」よりバージョンアップし、王冠にスティック、そしてマントを身にまとっています。
マントの色は12種類あるので、自社のイメージカラーなどに合わせて利用するとよいでしょう。
くるみんマークの星の数が表す意味とは?
2017年4月1日に新しくなった「くるみんマーク」では、各企業の最新の認定取得年を表記することに加え、「子育てサポートしています」と記載することで、子育てサポート企業の目印であることが一目で分かるようにしました。
星が持つ意味は「取得回数」です。現行のくるみんマークは、「くるみん認定」を複数回取得している企業が増加してきたため、認定を取得した回数に応じて、星の数が増えていくように設計されています。上記の画像では、星が10個ありますので「10回取得した」ことを意味しています。
くるみんマークのピンク色は「明るさ」「優しさ」「暖かさ」を表現したものとされています。
くるみんマークを活用するメリットとは?
「くるみんマーク」や「プラチナくるみんマーク」の活用範囲は多岐にわたります。自社にあったさまざまな方法で、子育てサポート企業であることをPRすることができます。
- 商品又は役務
- 商品、役務又は一般事業主の公告
- 商品又は役務の取引に用いる書類又は通信
- 一般事業主の営業所、事務所その他事業場
- インターネットを利用した方法により公衆の閲覧に供する情報
- 労働者の募集の用に供する広告又は文書
【一例】
- 役員や社員の名刺
- 商品または役務
- 商品または役務の取引に使用する書類や通信など
- 一般事業主の営業所や事務所、その他の事業場
- 会社のホームページやCSR報告書などの広報誌
- ポスター
- 採用パンフレットや求人広告
- 社内報やイントラネット
- 社内向けの両立支援パンフレット
くるみんマークを企業ブランディングに活用しよう!
「くるみん」や「プラチナくるみん」の認定をされることで使える「くるみん(プラチナくるみん)マーク」は、求職者はもちろん、一般の多くの人々へのアピールが、さまざまなシーンごとで可能になるという意味で、企業ブランディングに活用できるものです。
認定を受けているのであれば、育児支援はもちろん、社員が働きやすい環境の醸成に取り組んでいる企業であることをアピールできるマークとして、積極的に活用していくことをおススメします。