面談の実施方法とは?3つの種類とプロセスごとの注意点について

面談とは、母集団形成のために常時行うべき

採用活動における面談とは、企業と応募者の相互理解を深めるために直接会うことです。厳しい売り手市場が続くなか、自社の採用要件を満たす人材を確実に獲得するためには、より多くの転職潜在層に幅広くリーチし、常に母集団形成を図っておく必要があるのです。

面談は、この母集団形成に有効な手段として、注目を集めています。大企業だけではなく、知名度の高くない企業も実施しやすく、潜在的に転職を検討している人材にとってもメリットのある手段です。

優秀な人材こそ「面談」が効く

特に経験・スキルともに豊富な人材は、仕事のやりがいと待遇(収入や働きやすさ)の両立に対する要望が高く、よほど決意が固まってからでなければ転職活動を開始しません。

彼らは「自分の要望にあう良い会社があれば、転職を検討したい」というニーズも高いといわれています。優秀な転職潜在層にリーチするためには、まずは面談という形で、気軽に会う方法のほうが適しているのです。

面談の意味とは?実施する目的と意図

面談の意味は「直接会って、話をすること」です。

採用活動における面談実施の目的は、潜在層も含めた求職者と企業とが、直接会って会話する機会を持つことです。お互いの理解を深めることで、将来的な入社の可能性に発展する、と意図を持って実施されます。

面談と面接との比較とは

面談と面接は混同されがちですが、目的や内容は全く異なるものです。

面談とは、お互いの理解を深めることを目的として、相互が質問しあう場です。一方の面接とは、企業側からすると自社の採用要件を満たすかを見極め、合否を判定する場となります。

面談の種類とは

採用活動における面談は、主に「母集団形成」に有効ですが、それ以外の目的で実施されることもあります。面談には3つの種類があり、必ずしも1対1である必要はありません。

カジュアル面談

自社に合いそう、自社に関心がある人材がいる場合に随時、人事や該当部署の採用担当者が実施します。

カジュアル面談は、リファラル採用の初期段階で実施されることも多いです。

リクルーター面談

人事担当者や、人事以外で自社の採用活動を担う従業員が実施します。

OB・OG訪問は、リクルーター面談に該当する場合が多いです。

内定者面談

採用選考に合格した内定者に対して実施します。

内定辞退の防止や、入社後のスタートダッシュをサポートするなど、内定から入社までのフォローの役割を持ちます。

面談の実施方法とは?プロセスと注意点について

面談の実施方法は、下記5つのプロセスに分けられます。各プロセスごとに、注意点を確認してみましょう。

1.アイスブレイク・挨拶

  • 面談に応じてくれた感謝の意を伝える
  • カジュアルで話しやすい雰囲気を作る
  • 馴れ馴れしくなりすぎない

2.お互いの自己紹介

  • まずは自社の紹介や、面談の目的を説明する
  • 相手が自社のどこに興味を持ったかを確認する
  • 相手が求める情報に合わせて、自社の魅力をインプットするよう心がける
  • 自社の話ばかりが、長くなりすぎないようにする

3.面談に至った背景、理由を話し合う

  • 相手が面談に応じてくれた理由を聞く
  • 改めて、感謝を伝える
  • 現職についての考えや気持ちを確認しながら、面談に対する目的を把握する

4.相互理解を深めるため、双方から質問を行う

  • 転職意欲について、さりげなく引き出す
  • 転職時期、転職の条件など、要望を把握する
  • 自社に対する感想をヒアリングする

5.今後の繋がりを確認する

  • 相手のニーズによって、クロージングの方法を臨機応変に変える
  • 自社に興味関心が高く転職意欲も高い場合は、面接の設定に進む
  • 相手が転職検討段階の場合は、他のメンバーとの面談を進めたり、時期を改めて連絡する旨を伝える
  • 採用要件に合わない場合は、期待を持たせすぎないよう配慮する
  • 友人の紹介も歓迎であることを伝える

面談は様々なシーンで有効である

面談は、面接よりもハードルが低く、転職潜在層にもアプローチできる手段です。かつ「良い会社がいれば転職したい」という人が、意外と多いことは覚えておくべきでしょう。

面談では、参加者の素に近しい状態を見ることができるため、参加者の人柄を理解しやすいというメリットがあります。また自社に興味を持ってもらえた人材を口説きやすい雰囲気を作れる、という利点もあります。

これからも売り手市場が続く見込みです。母集団形成を目的とした面談を、継続的かつ積極的に実施してみてはいかがでしょうか。

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