モチベーショングラフの書き方とは?自分の価値観を明確にしよう!

自己分析に役立つ「モチベーショングラフ」

就職活動やその後のビジネスライフ、私生活においても自分のモチベーションの根源を知っておくことは充実した人生を送ることに役立つはずです。しかし、自分のモチベーションの動機付けをなんとくなくしか理解していない方も多いかもしれません。

自己分析方法の一つとして「モチベーショングラフ」があります。モチベーショングラフは、過去の自分の体験から、何がモチベーションの上下に左右されるのか、その要因を探ることが目的です。

自分のモチベーションの根源やどういう時にやる気がなくなってしまうかが浮かび上がってくるので、転職活動時はもちろん、モチベーションマネジメントとして、スランプの克服など、仕事をしていくうえでも役に立ちます。

今回はそのモチベーショングラフの書き方について説明していきます。

モチベーショングラフからわかることとは?

モチベーショングラフの目的は、曖昧に理解していた自分の特徴をより明確化し言語化できるようにすることです。グラフのアップダウンを読み取ることで自分のモチベーションの根源やどうすればモチベーションを向上できるかが浮かび上がってきます。

モチベーショングラフの完成イメージ

モチベーショングラフの書き方を理解する前に、まずは完成イメージを把握しましょう。

モチベーションの上下ときっかけ、その時の感情・思考・行動を記載するのが中心です。

モチベーショングラフ例

モチベーショングラフ例

モチベーショングラフのフォーマットについて

モチベーショングラフのフォーマットとして、縦軸にモチベーション、横軸に時系列の軸を引きます。

時系列は小学校高学年もしくは中学生くらいから書き始めるとよいです。昔の出来事が 自身のモチベーションの特徴を形成していることもあるためです。

縦軸のモチベーションは、過去を振り返った上での主観で大丈夫です。中学生時代や大学時代、入社1年目などを振り返り、最もモチベーションが高いと感じた時期や低い時期を自身の中で比較することが大切です。

モチベーショングラフの書き方について

モチベーショングラフの書き方については、以下の点に注意してください。

  • 些細なエピソードであっても書き出す
  • 出来事を記入しながら点を結びグラフ化

曲線の変化が現れた時期にあったこと、その時どういう風に思ったかなど書き込みます。「どんな環境でモチベーションが高くなっているか」も知っておくべきですが、「何をきっかけにモチベーションが変化するか」を知ることも重要です。

モチベーショングラフが出来上がった後の自己分析方法

モチベーションが変化する瞬間に注意して、当時の心境、考え方、起こした行動について、1つずつ分解していきます。このとき、自分の中で「なぜ?」を繰り返すことを意識してください。自問自答を繰り返すことで今まで気づかなかった自分の価値観や特徴に気づくことができます。

一番大切なことはそれぞれのエピソードを比較し、共通点と差異を探ることです。具体的には以下の2つの点を意識してみてください。

  1. モチベーションの「高い」と「高い」、「低い」と「低い」を比較する。
  2. モチベーションの「高い」と「低い」を比較する。

1では、モチベーションの高いエピソード同士、低いもの同士を比べ、順位をつけます。比較する中で、モチベーションの高い時期に共通する要素を見つけたり、人生で1番がんばれた時期と、2番目にがんばれた時期との違いに気付くことができるはずです。

2も同様で、モチベーションの上下の差異から、自分のモチベーションの源やモチベーションを向上させる方法が見えてくるでしょう。

モチベーショングラフで自分の価値観をはっきりさせよう

モチベーショングラフは些細な出来事であっても書き出し、それらの共通要因を探ることで、自らが大切にする価値観や性格などの要因がわかります。

モチベーショングラフは、就職活動や転職活動時だけでなく、仕事を進めるうえでも非常に重要になるものなため、作ったことがない人はぜひ一度実際に作って、自分の将来の行動に役立ててみてください。

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