仕事選びに失敗する3つの原因と対策とは

新卒の就職と社会人の転職の差は

社会人経験のない学生の時期に仕事を選ぶことと、社会人経験のある状態で仕事を選ぶことには違いが生まれます。キャリアデザインセンターの女性を対象とした調査ですが、過半数以上の労働者が「学生の頃の就職活動時」と現在で会社を選ぶときに重視することが変わったと回答しています。

会社を選ぶときに重視することは変わりましたか?
出典元『女の転職』仕事内容より○○が大事! 「学生時代の就活」と「今」で女性の会社選びはどう変わる?

就職活動自体は年齢を問わず行われています。今の時代、就職先の情報はあふれています。Webでの検索であったり、学生なら就職課だったりと様々な情報源があります。

今回は就職先についての情報があるにもかかわらず、どうして就職後に「違った」「失敗した」と感じてしまうのかについて説明いたします。

就職に失敗してしまう原因3つについて

就活に失敗してしまう最も大きな理由は「自身の仕事選びの重要な軸や基準」を知らないことにあります。

失敗の原因の多くは、自身の仕事選びの重要な軸や基準について「そもそも知らなかった」「知っていたが優先順位が低かった」「働くことで優先順位が変わった」ことが挙げられます。

就職や転職の三大失敗原因、それぞれについて理由と対策を見ていきましょう。

そもそも知らなかった=自覚不足

学生が仕事をイメージする時に想像しきれないことがあります。「当たり前だ」という思い込みがあるにもかかわらず気付いていないために、自身の価値観を自覚できず、就職先を選ぶ指針として意識に上がってこないのです。

対策として、「当たり前」と思っている価値観が世間一般とは違うことがあると認知することです。自分の軸を出来る限り網羅して書き出し、選択基準を決めることなどが挙げられます。

知っていたが優先順位が低かった=甘く見ていた

「そもそも知らなかった」と同様に、現実を知らなかった場合に起こります。

自身の価値観としては自覚していたけれど、社会の在り方が把握できていないため、暗黙の内に了承される社内風土がどの程度自身に影響を与えるのかを想定できない場合に生じるのです。

対策は、違うカルチャーに触れる経験を増やすことです。自身の価値観と優先順位を把握したうえで、就職先の情報を精査することが重要です。

働くことで優先順位が変わった=自身の変化

今まで精神的・経済的に自立していなかった学生の立場から、社会人になるという人生のイベントを経験することによって、大きく価値観が変わる時に起こります。成長に伴う優先順位の変化とも言えるでしょう。

優先順位の変化はライフイベントが発生した後にも起こります。結婚や出産や介護などによる影響は大きいものです。

対策としては、転職をするにしても現状の職場で働き方を変えるにしても、自身の変化を認める事です。どこに不満をもっていて、どのような環境を欲するのかをより具体的にしていきましょう。

「就職に失敗した」で終わらせないために

情報が溢れている社会に私たちは生きています。けれど、未だに多くの人が職場選び・仕事選びに失敗したと感じているのです。

失敗してしまったと感じる時にはそこで止まらずに、振り返ることが必要です。何故失敗してしまったのか、何が不満なのか、どういった働き方をしたいのかを考えるのです。

自分のこれまでとこれから、そして今の自分が何を感じているかを見つめることで、次に活かすことができるのです。今の会社に残るにしろ、転職するにしろ、納得のいく選択につなげましょう。

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