チームワークを高めるために効果的な方法とは?構成要素を理解しよう

チームワークを有効活用できていない組織やチームが多いのは本当か?

会社や組織において、チームワークを導入し、課題の解決や目標の達成に向かい取り組んでいるところも少なくありません。チームワークを活用する、一番の目的は個人だけではなし得ることができない成果や力を発揮することにあります。

チームワークを活用するメリットとしては、生産性の向上や離職率の低下、メンバーの自主的な成長が期待できことにあります。一方デメリットとしては、チームメンバーに甘んじて、サボりがちな人が出て来てしまったり、多数派の意見に押され自分が本当に言いたかった意見を言えなくなってしまうということが挙げられます。

日本経営協会が行った調査結果によると「組織やチームにおける問題の状況」として、特に問題がないと答えているのは、36.3%にとどまり、残りの約6割以上の企業では何かしらの問題を抱えていることが分かります。

組織やチームにおける問題の現状
出典元『一般社団法人 日本経営協会』組織・チームにおけるメンバーのあり方と行動についての調査報告書

「組織やチームでのチームワークの5年程度前との変化実態」では「チームワークが悪くなっている」と感じている比率が23.7%に対し「チームワーク良くなっている」と感じている比率は24.9%となっており、若干の差はあるものの、「変化していない」と答えた比率が41.2%のところを見ると、さほど変化は見られないことが分かります。

組織やチームでのチームワークの5年程度前との変化実態
出典元『一般社団法人 日本経営協会』組織・チームにおけるメンバーのあり方と行動についての調査報告書

今回の記事では、チームワークについて、どうすればチームワークをより高めながらその効果を最大限発揮することができるのかについて説明します。

チームワークを効果を最大限高めるために必要なこと

良いチームワークを構成するための要素には「チームにおける目標や個人における目標が明確に設定され共有されていること」「メンバー一人ひとりのチーム内での役割を明確化されていること」「チーム内の人間関係構築や相互理解を促すためにも、コミュニケーシを円滑化すること」が挙げられます。

チームワークを構成する要素がうまく作用していないと、チームでいることにより、他のメンバーに頼りきりで何もしない社員が出て来てしまったり、コミュニケーションが上手く行かず、人間関係が破綻してしまい、自分の意見が言えない状況になってしまったりと行った、悪いチームワークになってしまうことも十分考えられます。

チームワークを高めるためには各要素に対して、どのような取り組みをすることが良いのでしょうか?その方法にはどんな方法があるかについて紹介します。

1.目標やビジョンの共有

チームが掲げる明確な目標や目指すべきビジョンの共有を行います。

チームの目標やビジョンのみならず個人の目標やビジョンも共有することで、目標達成の有無に限らず、各メンバーの良いところ、失敗した点などについても積極的に話し合いながら進捗を確認することができます。些細なことでも共有することを心がけることで、親近感も湧き接点も増え距離も縮まることが期待できます。

具体的な取り組みとしては、目標やビジョンの共有については伝わりやすいストーリー仕立てにして、全員で共有するのも良いでしょう。チームメンバーに明るい未来を想像してもらい、それに向かって取り組むイメージが大切です。

進捗状況などについては、会議やミーティングの場に関わらず、定期的に声がけを行いコミュニケーションを取ることが大切です。

2.役割の明確化と個性の尊重

チームメンバー一人ひとりにそのチーム内における役割の設定を行います。

チームで行動しているとどうしても周りに頼り、何もしていない社員というのが出て来てしまうものです。そうした社員の存在を未然に防ぐという意味でも、役割分担は重要です。

仕事の進め方ややり方については、各個々人の方法に委ねることが大切です。チームには色々な考え方や経験を積んだメンバーが混在します。目標やビジョンが一緒であれば、それまでの仕事をすすめる過程においては、各々のやり方で問題有りません。メンバーそれぞれの個性を尊重しながら、役割分担を行い、仕事のやり方進め方については、個性を尊重する意識を持つということが大切です。

具体的な取り組みとしては、役割分担を行う際には、メンバーの経験値や性格、個性を良く理解した上で、適材適所に仕事を割り振ることが重要です。やり方や進め方については任せてOKですが、進捗に関しては、チーム全員でこまめに共有することが重要です。

進捗が思わしくないようであれば、メンバー同士で助け合い、チーム全体の視点から見た業務調整も必要です。

3.コミュニケーションの円滑化を図る

お互いの相互理解が進み対人ストレスがより少ないチームは他のチームよりも効果的に機能することが言われています。コミュニケーションを円滑化させることは、何よりもチームワークを高めるためには効果的だと言えます。

具体的な取り組みとしては、リーダーはまずこまめな声がけやチームメンバー間のオープンなコミュニケーションを作り出すために、各々に助言をしたりサポートを行います。

時には仕事以外の時間や趣味などについて一緒に話したり楽しむことも効果的です。手軽なものなら、休憩や食事、飲み会などを通して、メンバーの仕事感やプライベートにふれることで、その人の正確や人柄も理解できるようになります。

単純に接点が増えるというだけでも絆ができ、相互理解が深まるきっかけになります。

自社に必要な取り組みをすることが大切

チームワークを高めるための取り組みには色々あります。

すべてを一度に行おうと思うとなかなか難しいため、まずは自社におけるそのチームに足りない要素、必要な要素を見極め、必要に応じて取り組むことが大切です。

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