屋外で実施するチームビルディングのゲーム例とは?高難易度でのメリットも

チームビルディングは様々な方法で取り組まれている

チームビルディングとは、「メンバーが目的遂行に向けて協力関係を気付きながら進んでいける、生産性の高い組織づくり」のことです。チーム内で前向きな協力関係が築ければ、チームのメンバーが発揮する能力を最大化することができます。会社組織が成長し続けるために、成功するチームへと導くチームビルディングが必要とされているのです。

チームビルディングの方法として、チームの中で日々行われるコミュニケーションの他に、研修プログラムやイベントなどの企画を行う企業が増えています。今回は実施場所を屋外に想定した際に活用できるゲームやアクティビティ、スポーツを紹介します。自社チームの構成メンバーおよびチーム状況によって適切なものを選択していきましょう。

屋外ゲームのメリット・デメリットとは?

屋外でゲームを使ってチームビルディングを行うメリットやデメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか?

屋外ゲームのメリットについて

  • 普段と違う一面が見えやすい

自然の中で行う屋外での研修では、オフィスでの会議とは違った開放的な気分で交流することができます。リラックスした近い状態で、メンバーの意外な一面に接することができるでしょう。

  • 健康・ストレス解消

虫や鳥の声、川の音などの自然音は、脳波をアルファ波の状態にし、心身をリラックスさせる効果があります。また、軽く体を動かすことで日々の疲れをリフレッシュすることもできます。

屋外ゲームのデメリットについて

  • 事前準備に手間がかかる

屋外研修の場合、研修の目的や内容にふさわしいことはもちろん、予算や交通の便なども踏まえた上で、大きな公園やキャンプ場などを探す必要があります。スポーツやアクティビティに使用する道具などを自分たちで持ち込まなくてはならない場合もあります。

  • 天候に左右される

屋外での研修やイベントは、当日の天候によって予定変更になることもしばしばあります。最悪の場合は中止になることも考えておかねばなりません。雨天の場合の代案を用意しておく必要があります。

オススメのチームビルディング屋外ゲーム5選!

チームビルディングの屋外ゲームとして、代表的なゲームを5つ紹介します。ゲームの内容や準備すべきもの、実施時間や身につくスキルについて説明します。

  1. しっぽ取りゲーム
  2. フープリレー
  3. ドラムサークル
  4. トラストフォール
  5. ブラインドサッカー

1.しっぽ取りゲーム

しっぽ取りゲームは、全員が鬼の役をする鬼ごっこです。

参加者全員が自分のズボンの後側から50cmくらいの紐(またはタオル)をぶら下げます。ゲームがスタートしたら、自分のしっぽを取られないようにしながら、自分以外の人のしっぽを取ります。しっぽを取られた人はその場でしゃがむか、あらかじめ決めておいた場所に移動します。最後まで残った人が優勝です。走っているときに紐が落ちてしまわないように、テープや洗濯バサミで止めてもOKです。

2チームに分かれて実施することも可能です。戦略を考えたりチームプレーを行うこともできます。

しっぽ取りゲームは、大きく体を動かし、夢中になって逃げたり走ったりするゲームです。仕事のマインドから大きく離れて、参加者同士の関わり合いを楽しむことができます。チームに分かれて行う場合は、チーム内の一体感や達成感を醸成します。

準備物:紐やタオル・テープまたは洗濯バサミ
対象人数:10名以上
実施時間:20分〜1時間

身につくスキル:主体性・働きかけ力・実行力・計画力・状況把握力など

2.フープリレー

フープリレーは、1個のフラフープを使ったゲームです。

手を繋いで円を作り、1人ずつフラフープをくぐりながら円を1周させます。繰り返しチャレンジし、1周の最速タイムを目指します。少ない人数であれば室内でも実践可能です。

「いかに早くフラフープをくぐれるか」という課題をチームで解決するゲームです。実践と改善の試行錯誤を重ねて戦術を磨いていくことが求められます。全員の参加が余儀なくされるため、チームメンバー全員のモチベーションを高めていくことも達成のポイントになります。

準備物:フラフープ・鳴り物・ストップウォッチ
対象人数:6〜50名
実施時間:30分

身につくスキル:主体性・課題発見力・柔軟性・規律性など

3.ドラムサークル

ドラムサークルは、みんなが輪になって、即興的につくりあげる打楽器やパーカッションでの合奏です。

1人ひとりがドラムや太鼓などを前に置いたり足に挟んだりして座ります。小さなパーカッションを使う場合には手に持って座ってください。ファシリテーター役が参加者をガイドしながら、各々が打楽器を自由に叩いて演奏していきます。

音楽的な経験は全く必要なく、その場で参加者が創り出す瞬間的なリズムを楽しみます。

同じリズムを奏でることで参加者が一体感を感じながら楽しい時間を共有します。音楽によってメンバーの心の扉を開き、協調性を促進する効果が期待できます。共感性が高まり、おもいやりなどの社会的感受性が向上します。

準備物:太鼓などの打楽器、パーカッション
対象人数:10名程度〜
実施時間:20〜30分

身につくスキル:主体性・創造力・傾聴力・柔軟性・状況把握力など

4.トラストフォール

トラストフォールは、チームメンバーへの信頼性が求められるゲームです。

安定した場所に台を固定し、危険が想定される箇所にマットを配置します。1人が台の上に立ち、そこから直立状態で後ろ向きに倒れることを伝えましょう。それ以外のメンバーは向かい合わせに並び、腕を組み合わせて補助の準備を行い、台の上から倒れる人を全員で支えます。倒れる人は、支えるメンバーを背にし、直立して胸の前で腕を組み、自分のタイミングで倒れます。危険をともないますので、経験者が指導するようにしてください。

トラストフォールは時間をかけて信頼関係をしっかりつくっていくためのゲームです。高いところから後ろ向きに倒れ込むのは心理的にも簡単ではありません。本当に受け止めてくれるのかと不安になってしまうでしょう。自分への強い気持ちと、グループへの大きな信頼感が必要になります。

「絶対に仲間に怪我をさせてはいけない!」という緊張感を持つことで、チームの連帯感を形成する取り組みになります。

準備物:1〜1.5m程度の安定した台、マットなどクッションになるもの
対象人数:10名〜
実施時間:90分程度

身につくスキル:実行力・発信力・傾聴力・規律性・ストレスコントロール力など

5.ブラインドサッカー

ブラインドサッカーは、目隠しをしながら、音のなる特殊なボールを使って行うフットサルです。

フィールドプレーヤーは全員アイマスクをつけ、音の鳴る特殊なボールを使ってフットサルを行います。制限時間内に多く得点したチームの勝利です。フィールドプレーヤーはボールを持った相手に向かって行く時に、「ボイ!」と声を出さなければなりません。選手の存在を知らせ、危険な衝突を避けるためのルールです。

選手たちにとってはボールの音や味方からの指示、相手選手の声が大切な情報です。プレー中は観客も静かに見ることが求められます。ただし、ゴールが決まった瞬間は大歓声で応えましょう。その声で、選手は自チームが得点したことを知ることができます。

「見えない」状態でチームワークを発揮しするため、チーム内の信頼関係や親密感、それぞれの役割の明確化などが大切です。はじめのうちは手探りで、何を頼りに動けば良いかわからず戸惑います。ゲームを進めていくうちに、チームの仲間からの声を信頼して導かれるような感覚を抱いたり、相手チームへの思いやりや気遣いが生まれていきます。

フィールドプレーヤー以外の役割は以下の3つです。

  1. ゴールキーパー
    自陣での守りについて選手に声で指示を出します。
  2. ガイド(コーラー)
    ゴール裏で、ボールの位置や向きについてプレーヤーに指示をします。
  3. 監督
    サイドフェンスの外側に立つ監督は、選手交代の決定などに加えて、ピッチ中盤でのプレーに声を出します。

準備物:アイマスク・音のなるボール・ストップウォッチ
ボールは、フットサルボールと同じ大きさで、転がると音が出る特別なボールです。
対象人数:1チーム4〜5名+ゴールキーパー+ガイド(コーラー)+監督
実施時間:30分〜1時間半

身につくスキル:
主体性・働きかけ力・課題発見力・発信力・状況把握力など

参考URL『日本ブラインドサッカー協会』ブラインドサッカーのルール

チームビルディングでメンバーの関係性を一段階先へ

屋外のチームビルディングゲームは室内のものと比べるとハードルが高く感じるかもしれません。実施準備に手間がかかったり、取り組み自体も大掛かりなものや難易度の高いものが多いからです。

難易度の高いことにチームで取り組むからこそ、共通の体験をしたメンバーへの親近感や一体感、達成感が生まれやすいとも言えます。目指す目標が困難であれば、チームの中での自身の役割や、他のメンバーをサポートできる内容などについても考える機会となります。

チーム結成初期は気軽に取り組める室内でのゲームや軽いアクティビティを行い、お互いのことが徐々に分かってきたタイミングで屋外のチームビルディングなどを行うと、メンバー同士の関係を一段階先へ進めることができるでしょう。

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