オーナーシップを育成するポイントとは?社内環境を整備しよう!

オーナーシップとは「やらされている」の対極?

従業員として会社に所属している以上、なんらかの役割が与えられています。しかし、ずっと成果が出せていない人材は業務に対して受動的に取り組んでいて、仕事を「やらされている」という感じがどうも否めない……。経営者や管理職の方は、このようなことで頭を抱えたことが一度や二度ではないと思います。

オーナーシップとは、与えられた役割に対して責任を持ち、当事者意識を持って課題に取り組む姿勢のことを意味します。オーナーシップは組織の生産性の向上や、創造的な仕事を行うために不可欠なものと考えられており、特に新規人材の獲得が難しい昨今、オーナーシップは研修で育成すべきマインドの1つとも考えられています。オーナーシップにより発揮される積極的な姿勢は、周りの従業員のモチベーションにも強く影響を与えます。

オーナーシップを発揮してもらうためには、従業員がオーナーシップマインドを理解することが大切です。しかし、それだけではオーナーシップ育成はできません。現場の業務で生じる課題はいつも1人で解決できるものばかりではなく、だからこそ周りの協力が欠かせません。気軽に手を貸したりできる雰囲気作りや、違う部署・チーム間の交流など、オーナーシップを発揮できる環境を会社や上司などが構築することも大切なのです。

今回はオーナーシップが発揮できる環境づくりについて説明します。

オーナーシップを「知る」きっかけをつくる

オーナーシップが育つ環境をつくるための最初の一歩は、「オーナーシップ」という概念を知る機会をつくることです。

オーナーシップはビジネスシーンで時折使われる言葉ではありますが、リーダーシップと混同されたりするなど決して「誰でも知っている」というものではありません。社会人として業務を取り組むに当たって重要な姿勢としてオーナーシップがあるということ、具体的にどういったものかを学べる研修などを導入するのが良いでしょう。

「自分で考えて行動する」ができる組織

「オーナーシップとは何か?」という価値観が共有できたら、次はそれを実践できる環境を日常レベルで整備することが大切です。

このフェーズでのキーワードが「主体性」です。

業務に対する当事者意識であるオーナーシップを育成するには、「人任せにしない」ことを習慣づける必要があります。「言われたことを言われた通りにする」ことは必要最低限ですが、プラスアルファを自分で創出するためバックアップ環境を上司や経営者は考慮しなくてはなりません。

会議で自由に発言できる雰囲気作りはもちろん、部下の失敗を想定した対応など、「失敗がある程度許される」という余裕を組織全体が持つのが重要です。

部下に権限を与える

オーナーシップマインドを持つには「責任感」がとても重要です。「誰かがやってくれるだろう」というのが通用しない、「自分でやらなければならない」という厳しい状況をあえてつくることも時には大切です。

有効なのが、「部下に権限を与える」ことです。

ただ単にプロジェクトを与えただけでは「丸投げ」と感じられる危険性がある一方で、自分の裁量でできることを増やし、自由度を与えることでモチベーションの向上や責任感の高まりが期待できます。

厳しくも「自分のやり方」で課題に挑戦できる環境を設けることで、オーナーシップを発揮できるように成長していきます。

従業員の成長を長い目で見る

オーナーシップを発揮するためには、オーナーシップマインドを理解するだけでは不十分です。オーナーシップという概念を実践できる環境作りと、組織全体でのバックアップ体制の整備も非常に重要です。

オーナーシップは会社の生産性の向上に重要な概念である一方、組織風土や企業文化にも関わる内容でもあります。そのため、ごく一部の人間のみの取り組みでは意味がなく、組織全体で一丸となって取り組まなければ浸透しません。短期的に育成できるものではありませんが、オーナーシップを中長期的な戦略として考えることで、徐々に従業員の意識改革をしていくことは可能です。

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