リチーミングの実施方法とは?12個のステップを実践しよう

手軽に取り組めてしっかり成果に繋がるリチーミング

組織や集団が最高のパフォーマンスで目標に取り組むためには、チームワークの有効活用が必要不可欠です。しかし、近年このチームワークを上手く活用できずにいる現場が増えています。

日本経営協会が行った調査結果によると「組織やチームにおける問題の状況」として、特に問題がないと答えているのは、36.3%にとどまり、残りの約6割以上の企業では何かしらの問題を抱えていることが分かります。しかしこの問題に対してどのように対策をするべきか分からずに、放置されていることも多いようです。

組織やチームにおける問題の状況
出典元『日本経営協会』組織・チームにおけるメンバーのあり方と行動についての調査報告書

リチーミングは、チームにおける問題解決や再編成を目的としたプログラムです。心理学に基づき開発された背景もあり、教育現場での活用はもちろん、心理医学にも活用されている手法で、信頼性は確かなものだといえます。

リチーミングは12のステップに沿って、チームの再構築を短時間で実現することを可能としているため、比較的簡単に取り組めるところも魅力の一つと言えます。リチーミングを活用することで得られるメリットとしては「モチベーションが上がる」こと「楽観的な考え方が身につく」こと、「目標を設定し達成するという成功体験」ができることが挙げられます。

今回は、リチーミングを実施する上で必要な、12のステップについて、その内容をより具体的に説明します。‌

リチーミングのやり方とは?必要な12のステップについて

リチーミングを実施するにあたり必要な12のステップについては以下が挙げられます。

  1. チームのあるべき姿その理想像を思い描く
  2. ゴールを設定する
  3. サポートしてくれる人材を募る
  4. ゴールで得られるメリットを探る
  5. 今現在できている事努力に取り組んでいることを見つける
  6. 今後の成長をイメージする
  7. これから起こりうる困難や障害を認める
  8. 自信の根拠をみつけ自信をつける
  9. 誓いをたてる意味で周りに目標を公言する
  10. 成長記録を取る
  11. これから起こりうる失敗に備える
  12. 成功を祝い周囲のサポートの協力を再確認し感謝する

リチーミングを行うためには、これら12のステップをすべて絶対に行う必要はありません。現在のチームが抱える問題や状況に応じて、取捨選択をしながら進めることができます。中でも特に重要なのは、1と2のステップです。リチーミングの大きな目的でもある、チーム全員が描く理想像をまずは描き、ゴールを決めることです。

1.チームのあるべき姿その理想像を思い描く

自分たちが見ているチームだけではなく、他者が求めているチーム像や希望など多角的な視点で考え案を出して行くことが重要です。

ある程度理想像などが出てくれば「みんな考えていた事は同じだったのか」という一つの境地が見えてきます。それこそがみんなが考える共通のチームの理想像であり、目指すべきところだと言えます。

2.ゴールを設定する

設定した理想像に近づくために、個々が身につけるスキルや努力するべきことなどをより詳細に落とし込んでいきます。

「チームのあるべき姿」を話し合いをしていく中で、理想と現実のギャップから、個人においてやるべきことは見えてきていることがほとんどです。あとはまとめる作業を実施することになります。

3.サポートしてくれる人材を募る

周囲に自分たちの目標を理解してもらった上で、協力しサポートしてくれる人を募っておくことも大切です。

周囲に認められ理解されることが、目標達成における大きなモチベーションアップにも繋がります。

4.ゴールで得られるメリットを探る

ゴールが明確に決まったら、ゴール達成におけるメリットを確認しましょう。

メリットをしっかりと確認することで、個々のモチベーションも向上します。なんとなくではなく明確に確認することが大切です。

5.今現在できている事努力に取り組んでいることを見つける

今現在設定したゴールを達成するために、また理想に近づくためにすでに取り組んでいることがあるかを確認します。

リチーミングにおける「問題解決のために実行可能な方法をすでに持っている」という考え方に基づいており、現在取り組んでいることの中に問題解決の糸口があるかもしれないため、その方法を顕著化するための作業とも言えます。、

6.今後の成長をイメージする

具体的な問題解決方法を見出したら、解決策を利用した後、空いた時間や人手を利用して新たなことへ活かす成長のイメージを行います。

実際は問題解決をしていく過程に追いては、様々な問題に突き当たるでしょう。

7.これから起こりうる困難や障害を認める

様々な問題に突き当たった場合に、困難や障害を事前に想定し把握した上で備えておくことも大切です。

すべての物事がうまくいくことのほうが稀であるため、うまくいかなかったことを認めることが大切です。

8.自信の根拠をみつけ自信をつける

最終段階として、起こりうる困難や障害を想定してチームメンバーへ長所を伝え合い、あなたなら乗り越えられるという自信を深めていきます。

9.誓いをたてる意味で周りに目標を公言する

これまでに話し合って来た自分が行うべき行動を必ずや成し遂げます!という意味もこめ、皆の前で宣言を行います。

10以降のステップに関しては、アフターフォローとしての動きについてと考えるとよいでしょう。

リチーミングを成功させるには個人とチーム全体のモチベーションアップが重要

リチーミングを実施し成功させるためには、各12のステップの意味をしっかりと理解し、チーム全体でゴールの設定を明確にした上で、協力しながら取り組んでいく必要があります。

リチーミングの活用で、個人とチーム全体それぞれのモチベーションアップを上手くリンクさせながら、問題解決をすることでそれを実現させることがチーム力の向上に繋がると言えます。

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