モラハラになる言葉の具体例とは?善意の言葉でも言い換えが必要
職場におけるハラスメントには、セクハラ、パワハラ、マタハラなど様々な種類が挙げられます。日本労働組合総連合会の調査では、職場でハラスメントを受けたことがある労働者は約38%と多くの労働者がハラスメントを受けている実態があります。ハラスメントを受けた際には誰にも相談しないことが多く、理由として相談しても無駄であると思っているようです。全国就業実態パネル調査では、ハラスメントの見聞きが若い世代ほど多く、シニア世代ほど低くなりますが、世代ギャップによりシニア世代が「ハラスメントと認識していない」可能性もあるでしょう。今回はハラスメントの一種であるモラハラになる言葉の具体例について説明します。職場でのハラスメントは多くの企業で起きており、シニア層はハラスメントではないと考えていたとしても若年層はハラスメントだと感じてしまうこともあり、ハラスメントが起きていても相談されないこともあるため、客観的な視点で自社を見直す必要があります。モラハラは立場に関係なく発生するため、全従業員を対象とした施策や教育研修が求められます。現状把握や対策がしにくいですが、それでも対策はしなければなりません。