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人材ポートフォリオのイノベータータイプの特徴や適職とは?

仕事でもプライベートでも、「この人は新しいアイデアをどんどん生み出して、周囲を驚かせるな」と感じることはありませんか?

人材ポートフォリオにおいて、そのような人は『イノベータータイプ』と呼びます。

イノベータータイプは、既存の枠組みにとらわれず、革新的な発想で新たな価値を創造することが魅力です。一方で、挑戦を優先するあまり、リスクや実行面の課題を軽視してしまい、周囲との調整が難しくなることもあります。

本記事では、人材ポートフォリオにおけるイノベータータイプの特徴・強み・弱み・活躍しやすい環境・関わり方を、HRtechツールを提供して適材適所の人材配置やキャリア開発をサポートしてきた『ミツカリ』が分かりやすく解説します。

自分やチームメンバーのタイプを理解し、組織づくりやキャリア開発に活かすヒントを見つけてください。

イノベータータイプとは?

人材ポートフォリオとは、企業が組織に属する人材の特性や役割を可視化し、戦略的に配置・育成を行うための考え方です。

多くの企業では、人材ポートフォリオを活用することで、プロジェクト編成や人材育成計画の精度を高めています。

この考え方は、経営戦略や人材マネジメントの研究から発展し、組織内の人材を役割や行動特性ごとに分類して活用する手法として定着しました。

特に、変化の激しい市場環境では、「どのタイプの人材がどこで活躍しているか」を把握することが、企業の競争力を維持する鍵になります。

4つの人材タイプ

人材ポートフォリオでは、人材をイノベーター型・オペレーター型・ストラテジスト型・サポーター型などのタイプに分類することがあります。

人材ポートフォリオ基本の4象限
  • アドミニストレーター(組織×運用):定型業務を通して組織を牽引する
  • イノベーター(組織×創造):組織全体を見て業績の向上を図る
  • エキスパート(個人×運用):特定分野の知識から組織を運営する
  • スペシャリスト(個人×創造):専門知識を応用して新たな戦略を立案

イノベータータイプは、「既存の枠組みにとらわれない発想」と「挑戦を恐れない行動力」が特徴です。そのため、変化を推進する場面や新規事業・研究開発などで大きな力を発揮します。

一方で、リスク管理や合意形成を軽視しがちな面があり、周囲との調整が必要になることもあります。

これらのタイプは優劣ではなく、「どのような行動パターン・価値提供を行いやすいか」という違いです。自分や相手のタイプを理解することで、適材適所の配置やチームのパフォーマンス向上につながります。

人材ポートフォリオを効果的に活用するには、自社にどのタイプが多く、どこに不足しているのかを把握し、バランスよく人材を組み合わせることが重要です。

4つのタイプは「個人志向と組織志向」「創造と運用」で分けられる

  • 縦軸(個人志向と組織志向):組織の成果を重視するか個人の成果を重視するか
  • 横軸(創造と運用):既存手法を実行する(定型業務)か新しい価値を創造する(非定型業務)か

イノベータータイプは、「新しい発想やアイデアを次々に生み出す」「実行よりも構想に重きを置く」傾向があります。そのため、創造的で未来志向の印象を与え、変化や挑戦への着手が早い特徴があります。

イノベータータイプの特徴と行動傾向について

イノベータータイプとは、既存の枠組みにとらわれず新しい価値を生み出すタイプです。

好奇心旺盛で未来志向、独自の発想力を武器に変化を推し進めます。現状維持よりも挑戦を重視し、未知の領域に飛び込むことをいとわない姿勢が特徴です。

一方で、実行面の細かい部分やリスク管理を軽視してしまうことがあり、周囲との調整が課題になる場合もあります。

創造性と挑戦心が際立つタイプ

イノベータータイプの最大の特徴は、誰も思いつかなかったようなアイデアやコンセプトを生み出し、それを形にしようと行動できる力です。

新しいものに敏感で、変化の兆しを素早く察知し、そこから新しい取り組みやビジネスモデルを構想します。

組織やプロジェクトにおいては、新規事業の立ち上げや改善提案など、変革の起点になる存在として頼られることが多くなります。

また、既存の常識や前例に縛られないため、競合との差別化や市場での優位性確保に貢献します。その挑戦的な姿勢は、周囲に刺激と発想の広がりをもたらすことも少なくありません。

ただし、アイデアを次々と出す一方で、実現に必要なリソースやリスクの見積もりが甘くなる場合があります。そのため、構想を実行段階まで落とし込むためのサポートやパートナーが不可欠です。

未来志向の思考スタイル

イノベータータイプは、目先の成果よりも中長期的な成長や可能性を重視する傾向があります。

「今あるものを改善する」よりも「全く新しいものを生み出す」ことに価値を感じるため、未知の分野や新技術、未開拓市場への取り組みを好みます。

彼らは詳細な計画を練るよりも、まず試作や小規模な実験を行い、そこから学びを得て改良するサイクルを得意とします。柔軟な思考と即応性により、状況の変化に合わせて発想を発展させることができます。

ただし、完成度よりスピードや新規性を優先するあまり、品質や安定性の確保が後回しになることもあります。実用化や市場投入の段階で足踏みしないためには、オペレーションや品質管理に長けた人材との協働が重要です。

柔軟で創造的だが地に足がつかない印象を持たれることも

イノベータータイプは、その柔軟な発想と挑戦意欲で周囲を魅了します。

混乱や不確実性の高い場面でも前向きに行動し、道筋がない状況でも新しい可能性を切り拓くことができます。

一方で、着実さや一貫性を求めるメンバーからは「アイデアは面白いが現実的ではない」「最後までやり遂げない」といった評価を受けることもあります。

また、変化を望まないメンバーにとっては、そのスピード感や方向転換がストレスになる場合もあります。

そのため、イノベータータイプと接する際には、アイデアを否定せず可能性を引き出すコミュニケーションが有効です。

例えば、「そのアイデアを実現するには何が必要か」を一緒に考えることで、実行可能性が高まり、双方にとって有益な成果につながります。

逆に、イノベータータイプの側からすれば、協力者に対しては新しい発想を共有すると同時に、現実的な計画や根拠を示すことで、信頼と理解を得やすくなります。

イノベータータイプの強み|革新性・発想力・変化推進力

イノベータータイプの最大の強みは、既存の枠組みにとらわれず、新しい価値や仕組みを生み出せる点にあります。具体的には、以下の特徴が挙げられます。

  • 豊かな発想力と創造性
    • 市場や業界の常識を疑い、新しい視点で物事を捉えることができます。斬新なアイデアやビジネスモデルを生み出す力は、組織に新たな可能性をもたらします。
  • 変化への素早い適応
    • 新しい技術やトレンドをいち早くキャッチし、柔軟に取り入れることができます。環境変化に臆せず、むしろ変化を楽しむ姿勢が強みです。
  • 挑戦を恐れない行動力
    • リスクを過度に恐れず、必要とあれば未踏の領域にも果敢に踏み出します。この姿勢が、新規事業や革新的プロジェクトの推進役として活躍する原動力となります。
  • 周囲を刺激する影響力
    • 新しいアイデアやビジョンを熱意をもって語り、仲間を巻き込む力があります。組織全体のモチベーションや創造性を高める役割を担います。

特に、競争が激しく変化のスピードが速い業界や、新しい市場を開拓する局面では、イノベータータイプの力が最大限に発揮されます。

例えば、新製品の開発、新規事業の立ち上げ、DX推進など「未知の領域に挑戦し成果を出す」ことが求められる場面では、彼らの存在が欠かせません。

また、イノベータータイプの発想は、周囲の固定観念を揺さぶり、他メンバーの思考や行動にもポジティブな変化を与えます。

そのため、変革志向のチームや未来志向のプロジェクトでは、自然と中心的な役割を担うことが多いのです。

イノベータータイプの弱み|実行力不足・リスク軽視・現実感の欠如

イノベータータイプは、発想力と挑戦意欲に優れる一方で、弱点も明確です。主に以下の点が挙げられます。

  • 実行や継続が苦手になることがある
    • アイデアを生み出すことに集中しすぎて、細かな計画立案や地道な運用に関心が薄くなる場合があります。結果として、構想が形にならないまま終わるリスクがあります。
  • リスクやコストの見積もりが甘い
    • 挑戦を重視するあまり、必要なリソースやリスク回避策を軽視しがちです。これにより、実現段階で予算オーバーやスケジュール遅延が発生する可能性があります。
  • 現実的な制約を無視しやすい
    • 大きなビジョンを掲げる一方で、現場の実情や制約条件を十分に考慮できないことがあります。そのため、他メンバーから「理想論」や「机上の空論」と見なされる場合もあります。

変革や挑戦のスピードを優先するあまり、チームとの足並みが揃わず摩擦が生じることも少なくありません。

特にイノベータータイプがリーダーの場合は、ビジョンを実現するための現実的な計画や、周囲の理解・協力を得るための説明力が課題となります。

アイデアを実現に導くためには、実務面を支えるメンバーとの協働や、リスクを織り込んだ計画策定が不可欠です。弱みを理解し、強みとバランスを取ることで、イノベータータイプは革新の推進役として最大限の力を発揮できます。

イノベータータイプに向いている適職と活躍分野

クリエイティブ・新規事業開発・研究開発など発想力重視の職種

イノベータータイプは、新しいアイデアやアプローチを生み出し、変化を推進する環境で特に力を発揮します。

既存の枠にとらわれず、柔軟な発想と挑戦心をもって行動できるため、革新が求められるポジションでの活躍が目立ちます。

具体的には、以下のような職種が適しています。

  • 新規事業開発・起業
    • 未知の領域に挑戦し、新しいビジネスモデルやサービスを生み出す仕事
    • 具体例:スタートアップ企業、DX推進部門・新規事業立ち上げメンバーなど
  • クリエイティブ職(デザイン・広告・コンテンツ制作など)
    • 独自の発想や表現力を活かし、斬新な企画や作品を形にする役割
    • 具体例:Webデザイナー、Webマーケターのポジションなどが◎
  • 研究開発(R&D)
    • 技術革新や製品改良に向けて、仮説検証と実験を繰り返しながら成果を創出する仕事
    • 具体例:製薬会社、研究職など
  • マーケティング・商品企画
    • 市場や顧客の変化を敏感に捉え、新しい価値を提案する役割
    • 具体例:マーケティング、企画職など

さらに、イノベータータイプは変化や不確実性に対してポジティブで、失敗を恐れずに試行錯誤を重ねられる特性があります。

そのため、スタートアップ、急成長市場、トレンド変化の激しい業界でも成果を最大化することが可能です。

こうした職種では、イノベータータイプの持つ創造力・適応力・挑戦心がそのまま強みとして活かされ、組織やチームに新たな価値をもたらす推進力となります。

著名人・成功事例から見るイノベータータイプ

世界的な起業家やクリエイター、研究者の中には、イノベータータイプの特性を強く持つ人が数多く存在します。

彼らは新しいアイデアを生み出し、既存の枠組みを超える発想力と実行力で、社会や市場に大きな変革をもたらしてきました。

例えば、スペースXやテスラを率いるイーロン・マスクは、まさに典型的なイノベータータイプの代表例です。

マスクは常識にとらわれないビジョンを描き、火星移住計画や電気自動車の普及など、実現が難しいとされた事業を次々と形にしてきました。その挑戦的な姿勢と実行力は、業界全体の構造を変革し続けています。

また、エンターテインメントやファッション、テクノロジーの分野でも、イノベータータイプは輝きを放ちます。

例えば、有名デザイナーや映画監督、発明家は、既存の流行や技術を超えて独自の世界観を創造し、多くの人々を魅了してきました。こうした人物は、失敗や批判を恐れず、新しい表現や技術を試し続けることで、大きな成果を上げています。

このように、イノベータータイプの特徴である創造力・変革力・挑戦心は、ビジネスやアート、科学技術など多様な分野で革新を生み出す源泉となっています。成功事例を知ることで、イノベータータイプの特性を理解し、自分やチームの可能性を広げるヒントを得ることができます。

イノベータータイプとの上手な接し方・マネジメントのコツ

部下がイノベータータイプの場合

部下がイノベータータイプの場合、自由な発想と挑戦を尊重しつつ、実現可能性や優先順位をサポートする管理が効果的です。

ポイントを押さえることで、部下の創造力を最大限に引き出すことができます。

アイデアの自由度を確保する

イノベータータイプは、自分の発想を形にすることに意欲を燃やします。

業務の進め方や方法論を制限せず、自由に試行錯誤できる環境を整えることで、独創的なアイデアや解決策を生み出す力を引き出せます。

例:新商品企画のアプローチは部下に任せ、上司は方向性や最終目標のみを提示する。

ビジョンと方向性を示す

自由な発想は得意でも、何を優先すべきか迷いやすい傾向があります。

組織やプロジェクトのゴールを明確に伝え、どの方向に力を注ぐべきか示すことで、イノベータータイプのエネルギーが成果に結び付きやすくなります。

例:「新規市場向けの企画を3案提案して、社内で実現可能性が高いものを選定する」という具体的な方向性を示す。

フィードバックは具体的かつ建設的に

抽象的な褒め言葉だけでは評価が伝わりにくいことがあります。

成果や取り組みの具体例に基づいたフィードバックを行うことで、部下は自分のアイデアがどのように価値を生んだかを理解し、次の挑戦へのモチベーションを維持できます。

例:「今回の提案で新規顧客獲得につながる施策を盛り込んだ点が素晴らしい」と具体的な成果や効果を伝える。

このように、自由な発想の尊重・方向性の明確化・具体的なフィードバックを意識することで、イノベータータイプの部下は創造力と挑戦心を最大限に発揮し、チームの革新力や成果向上につなげることができます。

上司がイノベータータイプの場合

上司がイノベータータイプの場合、自由な発想や挑戦を尊重しつつ、具体的な実現可能性や方向性を示すコミュニケーションが効果的です。

ポイントを押さえることで、スムーズに意思疎通を図り、信頼関係を築くことができます。

アイデアと結論を明確に伝える

イノベータータイプの上司は、幅広いアイデアや可能性を常に検討しています。

そのため、提案する内容や期待する成果を具体的かつ簡潔に示すことで、上司が理解しやすくなり意思決定がスムーズになります。

例:「新規キャンペーンでターゲット層を拡大する施策を3案用意しました。特にA案は予算内で実施可能で、顧客獲得数を20%増加見込みです」と最初に要点を伝え、詳細は後で補足する。

可能性とデータを組み合わせて説得する

イノベータータイプは発想力が豊かで創造的ですが、現実的な根拠や実行可能性を求める場面もあります。

アイデアだけでなく、実現性や効果を示すデータを添えることで、提案が具体的かつ納得感のあるものになります。

例:「この施策は過去の類似プロジェクトで成果が見込め、コストも予算内に収まります」と数値や事実を補足する。

柔軟性を持ちつつ方向性を示す

イノベータータイプの上司は、新しい方法やアイデアに積極的に挑戦します。

そのため、自由度を尊重しつつ、目指すゴールや優先順位を明確に提示すると、上司の行動力と創造力を最大限に引き出せます。

例:新規企画を任せつつ、「この3ヶ月で顧客数10%増を目指す」というゴールを共有する。

このように、アイデアの明確化・データとの組み合わせ・方向性の提示を意識することで、イノベータータイプの上司の創造力や挑戦心を最大限に引き出し、短期間で革新的な成果を生み出すことができます。

営業・交渉での活用法

イノベータータイプは、新しいアイデアや斬新な提案に反応が良く、変化や挑戦を楽しむ傾向があります。

その特性を営業や交渉の場で活かすには、以下のポイントが有効です。

革新的な提案を中心に話す

従来の手法よりも新しい価値や独自性を示すと、関心を引きやすくなります。

例:「このプランを導入すれば、競合との差別化が可能で、新規顧客層を20%拡大できます」

アイデアの可能性と具体性を両立させる

夢物語だけではなく、実行可能な根拠もセットで伝えると説得力が増します。

例:「AIを活用することで効率化が可能で、初年度にコスト10%削減が見込めます」

自由な発想を受け止めつつ軸を作る

不要な雑談や抽象的な話は避け、方向性や成果にフォーカスすることで、上司の決断力と創造力を効果的に活かせます。

例:「複数案が出ましたが、最終的にはこの2案に絞って実行計画を作成しましょう」

【簡易診断あり】イノベータータイプを判断する方法

5つの質問でわかる簡易診断

あなた自身や周囲の人がイノベータータイプかどうかを簡単にチェックできる方法をご紹介します。

以下の項目のうち、3つ以上当てはまる場合は、イノベータータイプの特徴を強く持っている可能性があります。

  1. 新しいアイデアや方法を考えるのが得意
  2. 既存のやり方にとらわれず挑戦する
  3. 変化や不確実な状況を前向きに受け入れる
  4. 複数の選択肢を比較して最適な方法を見つけるのが好き
  5. チームやプロジェクトに革新や新しい価値をもたらすことに意欲的

この簡易診断を使えば、自分自身の創造力や挑戦志向の傾向を把握できるだけでなく、周囲の人との協働やチームマネジメントの参考にもなります。

正確に知るための診断ツール

より正確に知りたい場合は、適性検査を利用するのがおすすめです。

企業研修では、グループワークと合わせて行うことで、組織全体の相互理解促進やコミュニケーション改善にもつながります。

- ミツカリ(mitsucari) - 適性検査とエンゲージメントサーベイで個と組織の力を最大化する

弊社の『ミツカリ適性検査』は、採用候補者や既存社員ひとりひとりの性格や相性を可視化するHRTechツールです。

応募者と既存の従業員に約10分の性格適性検査を受検いただくことで、自社にいる人材の性格や適職だけでなく、人材タイプを可視化できます。

社内メンバーの人材タイプを一目で確認

受検者一人ひとりの性格・価値観をもとに、従業員や採用候補者を「既存手法を実行/新規価値を創造」「個人/組織」の2軸に分類する機能があります。

※以下画像はサンプルです ミツカリ人材タイプの結果画面

グルーピング機能も活用することで「正社員」「部署やチーム」「新入社員/中途採用」など、さまざまな角度から人材タイプを分析することができます。

人材ポートフォリオの作成時間を少しでも削減しながら、従業員や採用候補者の性格・特性を把握して、精度高く分析したい方にぴったりの機能です。

従業員の隠れた感情を可視化

人材ポートフォリオを活用して適切な人材配置を行っても、人間関係や業務適性などで課題が出る可能性もあります。

せっかく、人材ポートフォリオを活用しても、従業員の変化に気づかず退職してしまったとなれば意味がありません。

『ミツカリ適性検査』では、性格適性検査と併用してエンゲージメントサーベイも活用できます。

7問約1分程度の検査で「従業員エンゲージメント」「報酬」「人間関係」「職務適性」「コミュニケーション」の5つの要素を可視化できます。

ミツカリエンゲージメント

サーベイを定期的に活用することで、従業員の隠れた感情を把握できるため、変化があった際に1on1などで早めに対策を打つことができます。

他にも「採用」「配属」「人材配置・配属」「マネジメント」などをカバーする機能を多数用意しています。無料トライアルも実施中ですので、気になる方はサービスサイトをぜひご覧ください。

人材タイプ活用事例

株式会社Gunosyにおける活用事例

情報キュレーションのアプリなどを開発・運営する株式会社Gunosy様の活用事例です。「課題」「ミツカリ導入の理由」「結果」にわけて具体的に紹介します。

課題

コロナが明けて社内の体制が整い、採用を活発化させるにあたり、会社のフェーズ変更に合わせて多様な人材を採用する方針になりました。

そのためには、どんな人材を採用していくべきか、再度分析や議論を進めていく必要性を感じていました。

ミツカリ導入の理由

性格適性検査をもとに人材のデータを詳細に確認できること。

人材の能力を可視化するために能力検査を利用する案があがっていましたが、将来性を視野に入れて採用を考えたときに性格適性検査を活用する方向となりました。

「今いる人材はどんな特徴を持っているのか」「これからのフェーズではどんな人材が不足していて、どんな人材を採用するべきなのか」などの採用要件をミツカリは詳細に分析できるので、採用要件の再定義に活用できそうと思い導入しました。

結果

定量的なデータをもとに社内で議論することにより、明確な要件定義を行うことができています。

社内状況の変化により従業員の結果も変わるので、環境の変化による価値観を把握するために要所要所で従業員に再受検いただき、変化を分析しています。

また、採用活動でも性格適性検査の結果をもとに、面接での質問の組み立て方や面接官のディスカッションの材料として活用しています。

今後はどのような社員が多く、ハイパフォーマーな人材の特徴も詳細に分析したいと思います。

>>「株式会社Gunosy」の活用事例はこちら

株式会社Rettyにおける活用事例

口コミグルメサイトの開発・運用を行う株式会社Retty様の活用事例です。「課題」「ミツカリ導入の理由」「結果」にわけて、具体的に紹介します。

課題

限られた採用担当者でないと採用・配属の意思決定ができないため、事業をスケールする際に課題を感じていました。

採用の意思決定を最大化するにあたり、「自社で活躍する人」をデータに基づいて定義し、精度を高めることが重要と思い関連するツールを調査していました。

ミツカリ導入背景

データベース化や分析画面もわかりやすく導入を決めました。

もともと別の適性検査を使用していましたが、PDFや紙のみの結果だとデータベース化に工数がかかることが課題でした。

しかし、『ミツカリ』はCSV出力機能があるため、データベース化や蓄積も容易に行えるので便利と感じました。

また、活用に向けた解説資料も充実しており、サービス画面もわかりやすく、自社での運用でも問題なく活用できるイメージができたので導入しました。

導入成果

マネージャーになる方への研修と、メンバー移動や引継ぎの際の相互理解でも活用できています。

結果のシートを元に部下への声掛けや接し方を解説することに活用しています。

ちょうど採用も拡大期に入っているので、蓄積したデータと経験の双方を融合した採用を進めていくためにも活用しようと思っています。

>>「株式会社Retty」の活用事例はこちら

人材ポートフォリオを活用する際のポイント

人材ポートフォリオを効率良く作成・活用するポイントを3つ紹介します。

すべての雇用形態を対象にする

人材ポートフォリオを活用する際は、正社員だけではなく契約社員や派遣、パートなどすべての雇用形態も含めて分析することがポイントです。

正社員だけを対象にするとデータが足りず、人的資源の現状分析が難しくなります。また、企業によって定型業務は派遣、パートに任せているケースも多いでしょう。

そのため、正社員のみと限定せずにすべての雇用形態を対象にして活用した方が十分なデータが集まり、自社の人的資源の全体像を把握・改善することに役立ちます。

従業員の希望も考慮する

人材ポートフォリオを活用する際は、人事や経営層の都合や希望だけでなく、従業員の希望も考慮しましょう。

例えば、あるポジションに人材が余剰しているため、人事や経営層の所感と独断で、従業員をこれまでとまったく関連のない部署に配置転換をすると、離職のきっかけやモチベーション低下につながる場合があります。

作成の際に従業員の希望やキャリアパスを把握して、活用時は従業員の希望や適性も見ながら適切な人員配置を考えましょう。

従業員の特性を把握する

人材ポートフォリオを活用するにあたり、客観的かつ信頼できるデータを元にタイプの分類、人員配置を行いましょう。

人事部が把握している従業員のスキルや希望、キャリアパスだけでなく、個々の適性や特性を把握することも大切です。

評価制度の定性的な結果やコメントを参考にするのも一つの方法ですが、あくまでも主観であり客観性があるとはいえません。

性格適性検査などの外部ツールを利用して、客観的な視点から従業員の特性や適性を把握して、適切な人員配置ができるようにすると良いでしょう。

【まとめ】イノベータータイプを理解し強みを最大化する

イノベータータイプの長所を活かすポイント

イノベータータイプの最大の強みは、創造力と挑戦心によって新しい価値や変革を生み出す力です。柔軟な発想と積極的な試行錯誤は、チームやプロジェクトに革新と活力をもたらします。

しかし、この強みをさらに活かすためには、実現可能性や周囲の意見・状況にも意識を向けることが重要です。

例えば、チームメンバーの状況やリソースを把握しながらアイデアを実行に移すことで、無理のない挑戦を継続でき、摩擦や誤解を減らしつつ革新的な成果を最大化できます。

また、自分の行動やペースがチームに与える影響を意識することで、信頼関係を損なわず、創造力を発揮しやすい環境を作れます。

他タイプとのバランスの重要性

組織では、イノベータータイプだけでなく、アドミニストレータータイプやスペシャリストタイプなど、異なる人材タイプのメンバーと補完関係を築くことが大切です。

  • イノベータータイプ
    • 新しいアイデアや革新的な方法を生み出し、チームやプロジェクトに変化と創造力をもたらす役割
  • アドミニストレータータイプ
    • 組織運営や計画の整備を担当し、ルールやプロセスを安定的に管理する役割
  • スペシャリストタイプ
    • 特定分野の専門知識や技術を活かして、課題解決や業務遂行の精度を高める役割
  • エキスパートタイプ
    • 既存の手法やプロセスを確実に実行し、個人として高い成果を出すことに長けている役割

イノベータータイプは、このような他タイプの強みを活かすことで、創造力を組織の成果に結びつけやすくなります。タイプの違いを「障害」と捉えるのではなく、チームを強化する資源として活用することがポイントです。

イノベータータイプの発想力と挑戦心を軸に、他タイプの特性を補完することで、革新的な成果と円滑なコミュニケーションの両立を実現できます。

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