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離職防止のアイデア8選!従業員の定着率を上げる施策とは?

  • 毎月、従業員が離職している…
  • 離職防止にはどんな対策が効果的なのか知りたい

このような悩みを抱える人事担当者や経営者もいるのではないでしょうか?

多くの企業が頭を抱える離職の問題ですが、離職率を改善したいと思っても、どのような対策を打つべきか、アイデアが頭打ちになっているところも多いと思います。

当記事では、離職防止のアイデアを8つと、離職防止を怠ることで起こる企業へのリスク従業員が離職する原因などを、HRTechツールで離職の課題を解決してきた『ミツカリ』が解説します。

離職防止のアイデアがなかなか浮かばないという方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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離職防止を怠ることで起こる企業へのリスク

従業員の離職防止を怠ることで起こる企業へのリスクを3つ解説します。

優秀な人材の流出

従業員の離職を防止しないと優秀な人材が流出します。その理由は優秀な人材ほど、必要なスキルを身につけたら転職する傾向があるためです。

株式会社シフィットが行った調査によると「優秀な人が辞めていく職場」だと感じている人が47%と回答しています。約半分の労働者が優秀な人材ほど会社に定着しないと感じていることが読み取れます。

「優秀な人が辞めていく職場」についての調査結果

出典元『株式会社シフィット』"優秀な人が会社を辞める理由"についてのアンケート調査

優秀な人材が流出すると「企業成長の鈍化」や「事業活動の停滞」などが難しくなり、目標達成や業績への影響も考えられます。また、優秀な人材が離職して競合他社で働くとなれば、自社のノウハウやアイデア、経験などが流出することとなり、競争力の低下にもつながりかねません。

優秀な人材が自社で長く働きたいと思えるように、職場環境や評価制度を整えたり、上司のマネジメントスキルなどを向上させたりなど、離職を防ぐ対策が必要です。

従業員の負担が増加

離職者が出ると、担当していた業務が残された従業員に配分されるため、業務負担が増加します。新たな人材を採用するために募集をかけても、すぐに優秀な人材を採用できるわけではありません。

また、運良く人材を確保できても、仕事や環境に慣れるまでフォローが必要となるため、結果的に従業員の負担が増えることになります。

残された従業員の業務負担が増えることにより、スケジュール通りに業務が進まなくなり、生産性が低下する可能性があります。また、残業による長時間労働によりストレスや不満も増加し、さらに従業員が離職する悪循環が生まれます。

退職の連鎖が始まると、残された従業員のエンゲージメントやモチベーションがさらに低下し、生産性やパフォーマンスに大きな影響を与え、事業計画も達成できなくなります。

負のスパイラルを防ぐためにも、早めに離職を防ぐための対策を講じましょう。

企業イメージの低下と人材確保の困難

離職率が高いと企業イメージが低下します。これは離職した従業員が口頭で人に伝えたり、オンラインの企業評判サイトに投稿を行ったりするためです。

会社に不満をもって離職を選択する人がほとんどのため「完全なトップダウンで働きにくい」「ハラスメントが多く人間関係が悪い」「表基準が曖昧」など、企業のリアルな内情が企業評判サイトに投稿されてしまいます。

最近は、応募前に企業の評判をSNSやネットサーフィンで情報収集することが当たり前になっています。そのため、ネガティブな評判を確認した時点で応募を避けられやすくなり、人材確保の難易度が上がります。

企業イメージの低下を防ぐためにも、働きやすい環境を整備して離職を防ぎましょう。

従業員が離職する原因

労働者が職場を離職する原因は「人間関係の悪化」「給与・評価に不満がある」「残業が多く休日日数が少ない」などの内的要因もあれば、「家族の介護が必要になった」「独立して起業する」などの外的要因もあります。

しかし、厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果」によると、男女ともに「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」「職場の人間関係が好ましくなかった」「給与等収入が少なかった」の内的要因がきっかけで離職している人材が多いことがわかります。

男性の離職原因

男性の離職原因を紹介します。

離職の原因男性の割合
労働時間、休日等の労働条件が悪かった9.1%
職場の人間関係が好ましくなかった8.3%
給与等収入が少なかった7.6%
会社の将来が不安だった7.1%
仕事の内容に興味を持てなかった4.5%

参考元『厚生労働省』令和4年雇用動向調査結果

女性の離職原因

女性の離職原因を紹介します。男性とほぼ同じ結果となっていますが、女性は「会社の将来性」よりも「仕事の内容に興味を持てなかった」ことが4位にきています。

離職の原因/th>女性の割合
労働時間、休日等の労働条件が悪かった10.8%
職場の人間関係が好ましくなかった10.4%
給与等収入が少なかった6.8%
仕事の内容に興味を持てなかった5.9%
会社の将来が不安だった4.4%

参考元『厚生労働省』令和4年雇用動向調査結果

男女ともに離職の理由から"働きやすい環境"を求めていることが明確ですが、離職は目に見えない複数の要因が重なって起こるケースがほとんどです。

▼新卒・中途が離職する理由は以下の記事で詳しく解説しています。

>>【関連記事】早期離職の理由を明らかに!新卒・中途別に離職原因と対策を解説

離職防止のアイデア8選

ここでは、離職防止のアイデアを8つ紹介します。

以下のお役立ち資料では「離職を防ぐチェックリスト」や「離職を減らすためのアプローチ」を紹介していますので、良ければご活用ください。

>>【お役立ち資料】"従業員の離職防止ガイド"を無料ダウンロードする

働きやすい職場環境の整備

従業員にとって働きやすい環境を整備するのも、離職防止に効果的です。

労働環境と一口にいっても、人によって重視する部分が異なるため、従業員にアンケートなどを実施してみると良いでしょう。

具体的な対策は以下が考えられます。

  • サービス残業の是正
  • 有給休暇の取得のしやすさ
  • 休暇制度(リフレッシュ休暇、誕生日休暇など)
  • フレックスタイム制、時短勤務
  • リモートワーク
  • 休憩スペースの設置
  • 福利厚生の充実 など

サービス残業を含め、残業が常態化している場合は、責任者を集めて業務の割り振りや就労規則の見直しを検討しましょう。

最近は、出社スタイルの働き方に戻ってきていますが、リモートが可能な職種は、フルリモートでなくとも「週2出社+週3リモート」と働き方を選択できると良いでしょう。

また、「子育て」「趣味を楽しむ」など、ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を選択できることも重要です。休憩スペースを設置するとオンとオフの切り替えができ、さらにコーヒーメーカー、お菓子などを設置するとコミュニケーションを取るきっかけになります。

透明性のある評価制度

離職を防止したい場合は、透明性のある評価制度を整備しましょう。

従業員が「適切に評価されていないと感じる」「業務量に対し給与・賞与が不満だった」と感じると、モチベーションが下がり、不信感から離職を選ぶ方も出てきます。

上司の主観による評価ではなく、職種や年数、スキルに応じて評価項目を設けて、どのように評価されるのかなどを説明し、従業員が納得できる評価制度を整備しましょう。

コミュニケーションの活性化

「人間関係が合わない」は多くの離職者が挙げる離職原因のひとつです。人間関係の問題は、コミュニケーション不足が考えられるので、コミュニケーションの活性化を図りましょう。

具体的には以下の取り組みが効果的です。

  • 社内イベント(全体会議、懇親会、表彰式など)
  • シャッフルランチ
  • 社内SNS
  • フリーアドレス など

上司と部下、同期同士、他部署との交流など、コミュニケーションが生まれるイベントや制度を取り入れると良いでしょう。フリーアドレスは、自席をもたずに好きな場所のデスクで仕事ができるオフィス環境を構築することを指します。

毎日、別の方と顔を合わせる可能性が高くなるので、話したことがない人とも気軽に会話をするきっかけがつくれます。

また、懇親会や飲み会は苦手な人もいるので、参加は強制にせずに従業員のペースで参加の有無を決められると良いでしょう。

1on1を実施する

離職防止を図るために、上司と部下が定期的にコミュニケーションが取れる1on1を実施することも重要です。コミュニケーションを取ることで、従業員の変化や離職のサインに気づけるだけでなく、信頼関係の構築にもつながります。

ただし、上司と部下の関係性によっては、部下が心を開かない可能性もあるため、日頃から部下と適切なコミュニケーションを取ることも意識しましょう。

管理職向けの研修

管理職やマネージャーに研修を実施することも離職防止に効果的です。

株式会社アシロが行った調査によると、「上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがある」と回答した方が66.7%いることがわかっています。

上司との人間関係による離職原因の調査結果

出典元『株式会社アシロ』上司に関する不満調査

また「上司に不満がありますか?」という質問に対し、「指示が曖昧」「振られる仕事が多すぎる」「話しかけづらい」という回答が上位を占めています。

「上司に対する不満」調査結果

出典元『株式会社アシロ』上司に関する不満調査

研修では「マネジメントスキルの向上」や「ハラスメントを防止」「部下とのコミュニケーションの取り方」などを数回にわけて実施すると効果的です。社内での企画・実施がリソース的に難しい場合は、外部の専門家に依頼することも手です。

頼れる上司がいることで、従業員は悩みを相談しやすくなり、大きな安心感へとつながります。

配置転換・社内公募制

仕事・業務内容に興味関心がないとモチベーションが下がり、離職につながります。そのため、本人のスキルや希望を考慮して、成果につながる仕事や職種、ポジションに配置転換することも離職防止に有効です。

従業員の希望や将来描いているキャリアを丁寧にヒアリングして、会社の方向性と合うかなども含め配置転換を検討しましょう。

また、人材の空きが出た部署が社内で募集をかけ、従業員が自から応募する「社内公募制」を取り入れるのも効果的です。従業員の自主性を促進するだけでなく、優秀な人材の定着率を向上させることにもつながります。

企業理念やビジョンの共有

会社への将来性の不安も離職につながる原因です。

そのため、定期的に全員参加の社内ミーティングを開催して、経営目標や将来のビジョン、企業理念の周知や事業の社会貢献度などを経営者が従業員に伝えましょう。

経営状況が悪い場合でも、原因や対策をしっかりと従業員に伝えることで、不安を取り除くことにつながります。会社の将来が不安と感じるのは、会社の目標やビジョンなどがわからず、経営者の努力が見えない不信感によるものが大きいです。

経営者や役員だけでなく、しっかりと従業員にも会社の将来やビジョンを伝え、手本になる言動や行動を意識することも離職防止になります。

ツールを活用して従業員の状態を可視化する

従業員が離職を伝えてきた場合、すでに離職の防止が難しいケースも多いです。離職を未然に防止するためにも、従業員の隠れた状態を可視化して早めに対策する必要があります。

最近では「エンゲージメントサーベイ」など、従業員の現状を可視化できるツールが数多く開発され導入されています。

特にエンゲージメントサーベイは以下を数値化する機能が備わっているため、注目している人事担当者が増えています。

  • 従業員のモチベーション・満足度を数値化
  • ストレスチェック
  • 人間関係の状態
  • 仕事内容・報酬の満足度 など

導入するツールによって機能は異なりますが、エンゲージメントサーベイを使用することで従業員の満足度や離職の恐れがある従業員を把握できるため、早期に離職防止のアクションを取ることができます。

ミツカリエンゲージメント

従業員の現状を把握して離職防止のアイデアにつなげるHRTechツール

ミツカリエンゲージメント

弊社では、7問約1分で従業員の隠れた環境をを可視化するエンゲージメントサーベイ『ミツカリエンゲージメント』を提供しています。

ここでは、離職防止に活用できる機能を3つに絞って紹介します。

約1分で離職の要因となる5つの要素を可視化

『ミツカリエンゲージメント』は、7問約1分で離職につながる「従業員のエンゲージメント(会社への信頼度)」「報酬」「人間関係」「職務適性(仕事へのやりがい)」「コミュニケーション」の5つの項目を計測できます。

ミツカリエンゲージメント

5つの要素が10段階の数値で表示されるので、組織全体でどこに問題があるのかを把握できます。

個人や部署ごとの結果から対策を立案

従業員一人ひとりの状態を可視化することはもちろん、タグ機能を活用してグループピングすることで部署やチームの状態を把握することも可能です。

エンゲージメントサーベイ実施日ごとの詳細結果

例えば「営業部の人間関係のスコアが良くないから、コミュニケーション活性化の対策を実施しよう」「○○さんは職務適性の数値が低いから、1on1を実施した方が良さそう」などと、結果をもとに離職防止のアイデアを立案できます。

離職のアラートを早期発見

1ヶ月に1回、3ヶ月に1回など定期的に実施することで、前回との変化をグラフやスコア一覧で確認できます。

エンゲージメントサーベイ「スコア比較」

前回から数値が急降下した項目がある従業員は、悩みを抱えているもしくは離職を考えている可能性が高いため離職アラートの発見が可能です。

他にも離職防止の発見に活用できるサポートはもちろん、分析結果のやり方や施策のアイデアも担当者がサポートいたします。無料トライアルも実施中ですので「まずは使ってみたい」「管理画面を見てみたい」など、お気軽にお問い合わせください。

ミツカリエンゲージメント

離職防止の取り組みと成功事例

実際に「ミツカリ」を導入して離職防止(定着率向上)に成功した企業様を2社紹介します。

コタエル信託株式会社

コタエル信託株式会社様は、金融業界で信託ソリューションの開発・提供を行っている会社様です。「課題」「ミツカリ導入の決め手」「結果」の3つにわけて紹介します。

課題

社員の大半がここ2〜3年で入社しましたが、人材の入れ替わりが一定数発生し、組織課題を特定したいと考えておられました。

ミツカリ導入の決め手

  • シンプルな分析結果
  • 適性検査は約10分と負担が少ない
  • 性格のタイプ・相性も可視化できる

会社の課題発見のために、エンゲージメントサーベイを主体にご活用いただいておりました。

結果

エンゲージメントが下がった社員と1on1を実施。隠れた悩みを引き出し状況を改善するきっかけとなり、事前に離職を防止する対策が打てたという声をいただいています。

また、現在は社内の課題を可視化するだけでなく、チームの性格タイプを可視化してコミュニケーションの取り方、課題を抱えて悩んでしまう方の傾向も把握いただくことにもご活用いただいております。

>>「コタエル信託株式会社様」の成功事例を読む

株式会社トリドールホールディングス

株式会社トリドールホールディングス様は飲食事業をメイン行う企業様です。

課題

新入社員に面談を実施していましたが、本音で話を聞こうとしても、新入社員が200名前後のため人事部側が話を聞けたと理解したつもりになっていたことが課題でした。

ミツカリ導入の決め手

  • 配属先の定量化
  • 性格タイプをベースにしたコミュニケーションの取り方が表示されること

結果

退職を申し出た社員がいたため、面談までに性格タイプとコミュニケーションの取り方を確認し、接し方や話す内容を考えて挑んだところ、離職を防ぐことに成功しましたというお声をいただいております。

さらに38名いた離職者が、1年で18名までの減少にも成功しています。

>>「株式会社トリドールホールディングス様」の成功事例を読む

従業員の現状を可視化することが離職防止のカギ

今回は従業員が離職する原因から、離職防止の施策、人事部が事前にできることなどを解説しました。

離職防止はどの企業にも共通する課題です。まずは自社の問題点を明確にして施策を行いましょう。そのためには従業員の現状を把握し、早期に不満をヒアリングしたり、コミュニケーションを取ることが重要です。

表向き明るく仕事をしている方でも、悩みを抱えている場合があります。隠れた悩みを把握するためにはエンゲージメントサーベイを活用すると、従業員の状態を可視化することができます。

弊社の『ミツカリエンゲージメント』は、7問の質問から約1分で組織や従業員の状態を可視化できます。

定期的に実施することで、前回からの感情の変化や数値が低い項目から対策を打つことで、離職防止につながります。無料トライアルも実施中ですので、ぜひこの機会にご検討くださいますと幸いです。

ミツカリエンゲージメント
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ミツカリ
会社や組織のミスマッチを予測し、早期離職を未然に防ぐ

5,000社が導入し、326,000人が受検した適性検査。応募者の人物像、社風との相性がひと目で分かり、多くの企業で離職率が改善されています。採用面接だけでなく、内定者フォローや採用要件定義など、様々な人事業務でミツカリが活用されています。

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