エンゲージメントサーベイと性格データの併用で社内の課題を可視化
コタエル信託株式会社
ミツカリを導入する前の課題
新しい取り組みとして、メンター制度や1on1の導入を検討していたことが当初のきっかけでした。メンター制度の設計にあたってメンターとメンティーの相性が重要だと思い、ペアを作る際にマッチ度などを確認しながら組み合わせられると良いのではないかと考え、一対一のマッチングができるサービスを探していました。
また、社員の大半がこの2〜3年で入社し、人材の入れ替わりが一定数発生し始めたこともきっかけの一つでした。組織が拡大するにあたって、採用時点で当社にマッチする人材を判別できていたのか、また業務量や上司との相性は良好であったのかなど、何かしらの組織課題を特定したい意図があり、導入を検討し始めました。
ミツカリを選んだ理由
まず、当社の人事担当者がほとんど適性検査の利用経験がなかったため、シンプルな分析結果が非常に良いと感じました。あくまでイメージですが、他の適性検査は画面が複雑でどこを確認したら良いのかが一目で分かりづらいという印象があったため、結果を見てすぐに内容を理解できるのは魅力的でした。受検時間も10分と短く、人事担当者に限らず受検する社員や応募者側の負荷が小さいのも決め手となったポイントでした。
ソーシャルタイプや人材タイプがタイプ分けだけで完結していないのも良いと感じました。他のタイプ診断のサービスなどは受検者本人が何タイプなのかとその詳細説明が表示されますが、ミツカリは特徴だけでなく分布で位置関係を確認したり全体の比率を一目で確認できるため、組織状態を把握するのにも役立てられています。
ミツカリを使い始めてから新しく始めた取り組みになりますが、現在はエンゲージメントサーベイを主体で利用しています。利用背景としては、会社にて大きな課題に直面したことがあり、社員の心理的な状態が心配になった際、ちょうど同時期にミツカリから新機能としてエンゲージメントサーベイ機能がリリースされたという周知があったため、使い始めることにしました。
ミツカリ導入後の効果
直近利用しているエンゲージメントサーベイに関してですが、複数回受検をする中でエンゲージメントの下がった社員に対してミツカリの結果を踏まえて面談を実施しました。その際に「どういった要因でエンゲージメントが低下したのか」を本人から具体的に聞くことができ、サーベイの実施がきっかけで隠れた悩みを引き出し状況を改善するきっかけにすることができました。また、エンゲージメントと性格データの相関分析を行ったのですが、離職の傾向とエンゲージメントの低下傾向が類似していることが分かり、採用の基準としても参考にできそうだと感じました。
また、ミツカリを使い始めたことで、導入目的としていた社内課題の可視化もできてきていると感じています。例えばコミュニケーションギャップが生じているチーム内のソーシャルタイプを確認したところ、タイプの組み合わせが対角線に位置しているケースがあり、ギャップが生じている要因やコミュニケーションの改善箇所を把握することができました。課題を抱えて悩んでしまう方の傾向なども見えてきており、社内にて重点的にフォローするべきポイントが掴めたのは良かったと感じています。常に変化がある環境の中、幅広い業務を担当している方も多いため、ミツカリで日々課題を可視化して自分たちで状況判断しやすい状態を作ることができて助かっています。
今後の運用に関してですが、引き続きエンゲージメントサーベイや採用での活用を行いつつ、当初の活用予定であったメンター制度や1on1の部分でも活用していきたいと考えています。
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