ミツカリの仕組み全体像

ミツカリは︎何ができるサービスなの︎?

ミツカリは、求職者の人物像を明らかにするだけでなく、人と組織の相性を可視化するサービスです。また応募者と会社全体との相性だけでなく、配属先の部署や上司、活躍者(ハイパフォーマー)や退職者などの任意のグループとの比較が行なえます。

相性の図解 相性の図解

上司から重要な仕事を任されたとしても「期待されている」と捉える人もいれば「面倒くさいことを押し付けられた」と捉える人もいます。物事の捉え方の違いは、性格や価値観の違いによって生まれるため、適性検査で性格や価値観を可視化しAI(人工知能)によって相性を自動で分析することで、人と組織のミスマッチを防げるミツカリを開発しました。

 ミスマッチの図解 ミスマッチの図解

職場内のコミュニケーションを重要視しない企業はほとんどありません。上司や同僚との円滑なコミュニケーションによって、仕事を覚えるスピードやチーム内連携が高まり、労働生産性だけでなく従業員エンゲージメントも向上します。一方でコミュニケーションが上手くいかなければ、うまく業務をこなすことができずに、対人関係や職場雰囲気の悪化にも繋がりかねません。

ミツカリは、特に早期離職率改善に効果があるサービスです。面接前にミスマッチしている価値観を可視化し、採用面接の場で聞かなければならない質問などを提示します。相性が悪いから不採用とするのではなく、相性が悪くてもお互いが妥協できるか、応募者と組織の相互理解にミツカリを用いた採用面接を実施することで、多くの企業が離職率を半減させています。

ミツカリは採用面接だけでの活用に留まりません。自社の社風や活躍者・早期退職者の特徴を可視化し、部署ごとに異なる特徴を具体化した採用要件定義、応募者に社風を客観的に説明する母集団形成、内定者ごとに異なる不安を解消するリクルーター選定による内定者フォロー、相性の良い上司や配属先を選定する活躍しやすい配属、選考辞退・内定辞退者の特徴を可視化した採用戦略の見直しなどにご活用できます。

STEP1

採用要件定義

社風が可視化され、社風にあった人物像がわかります。

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STEP2

母集団形成

社風が可視化され、自社の社風を具体的に説明できます。

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STEP3

書類選考

会社や部署との相性が低い人材を事前に見抜けます。

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STEP4

面接

採用合否に有効な質問が分かり、均質な面接評価を行えます。

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STEP5

内定者フォロー

ミスマッチ回避や相互理解がスムーズになることで内定承諾率UP!

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STEP6

配属

相性の良い上司や部署に配属し、活躍しやすい配属を実現できます。

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STEP7

採用戦略の見直しや改善

選考辞退・内定辞退者の傾向を分析し、次回の採用活動に活かせます。

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有料プランであるスタンダードプランでは、採用活動だけでなくマネジメントや人事異動、ピープルアナリティクスにもご活用いただけます。

※スタンダードプランについてはコチラをご覧ください。

なぜ人と組織の相性がわかるのか

ミツカリは、社員の方にも適性検査を受検して頂くことで、組織を分析して相性を算出しています。

組織は、個性ある多くの人が集まって構成されています。個性の中にも共通する価値観が存在し、それが社風を決定付ける要因であると考えています。組織全員にミツカリを受けて頂き、共有している価値観を明らかにすることで、組織の傾向を可視化します。「起業家精神がある人が多い」「やや保守的な人が多い」などの印象を数値化することにより、各求職者がどの程度組織に合うのかを比較できるようになりました。

価値観の数値化および求職者との相性算出にAIを活用しており、機械学習によって分析結果の精度は日々向上し続けています。

ミツカリ全体像

ミツカリ全体像 ミツカリ全体像

どのような適性検査なのか

ミツカリの適性検査は、性格や価値観を明らかにする性格適性検査です。近代心理学において最もメジャーである「ビッグファイブ理論」と「Basic Human Values」をベースに、独自調査から明らかにした「仕事をする上で特に重要となる性格や価値観」を加えた項目を検出します。

目に見えるもの 業務経験・スキル・コンピテンシー 目に見えないもの 性格・価値観・モチベーション 目に見えるもの 業務経験・スキル・コンピテンシー 目に見えないもの 性格・価値観・モチベーション

一般的な性格適性検査は300問30分以上かかるものが多いですが、ミツカリの適性検査は5択で直感的に回答できる72問10分程度で回答できます。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどでも受検できるため、通勤のスキマ時間などの都合に合わせて受検できる、受検負担の少ない適性検査を目指して開発しました。

キャリア志向性の回答画面 キャリア志向性の回答画面

精度を高めながら質問数を削減する過程には、社会心理学の権威であるカリフォルニア大学バークレー校のキャメロン・アンダーソン教授、および、AI技術に詳しい京都大学大学院の田島敬史教授に監修を頂いて開発しました。

監修のキャメロン・アンダーソン教授と田島敬史教授
左:Cameron Anderson(キャメロン・アンダーソン)社内政治での地位や権力がチームに与える影響に関する研究を専門とし、リーダーシップや交渉術、人間関係の対立、グループダイナミクスに関する研究などを行っている。右:田島 敬史(タジマ ケイシ)京都大学大学院情報学研究科教授。データベースシステムや情報検索システムに関する研究、これらのシステムにおけるデータモデル、質問モデル、質問処理の効率化、アクセス制御、ユーザインターフェイスに関する研究を行っている。

ミツカリの適性検査は合計9カ国語での受検に対応しております。(日本語、英語、中国語、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、ネパール語、ミャンマー語)受検結果の分析画面は日本語でご確認頂けます。増加する外国人労働者の見極めや受け入れにもご活用頂けます。

一般的な適性検査との違いについて

一般的な適性検査は「良い・悪い」を判定するため、受検者が「良い」と思われる結果を出すために対策することが可能です。ミツカリの適性検査は1つの会社でも部署ごとに異なる「合う・合わない」の相性を判定する適性検査です。どのような結果が合うのかは応募者に開示されないため、応募者の方が対策しづらい適性検査となっております。

一般的な適性検査 一般的な適性検査

一般的な適性検査では「営業職に適性がある」などの職業適性が明らかになります。一言で「営業職」といっても、売る相手は法人なのか個人なのか、単価は安いのか高いのか、外回りなのか内勤なのかなど、全ての営業職が同じ業務をするとは限りません。また同じ業務を遂行する上でも、一人で行うのかチームで行うのかによって業務の進め方は全く異なります。ミツカリは業務が多様化していく中で、一言で「営業職に適性がある」と判断するのは難しいと考え、実態に即した判断をするために、実際に働く従業員の方に受検して頂くことでデータを取得しています。

ミツカリで相性を比較していただくために、社員の方への適性検査は無料で受検して頂けます。業務の妨げにならないように、受検負担の少ない適性検査として開発しておりますので、是非多くの方に受検ください。

ミツカリはウェブサービスであるため、適性検査の受検案内や分析結果の確認など全ての機能を管理画面上で実施できます。受検結果の確認も、受検完了後即座に確認できます。分析結果画面を含む管理画面は、人事業務に携われているお客様からのご要望を反映し、軽微なものも含めて毎週更新しています。多忙な人事担当者や人事の専門知識に乏しい現場管理者の方にとっても使いやすいサービスになるように、日々改善をし続けています。

組織の多様化が失われていくのではないか?

「同じような人ばかり採ってはいけない」「金太郎飴のような組織になってはいけない」など、近年、組織内の多様性が叫ばれています。マッチ度が高い人を採用すると、多様性が失われるのではないか?という疑問も多くミツカリに寄せられています。

組織の多様性において大切なのは「とにかくタイプの違う人を採用すれば良いわけではない」ことです。誤った多様性は労働生産性を低下させると40年以上の実証研究で明らかになっています。社会貢献を重視する組織に自分の利益だけを考える人が入ってしまえば、価値観や仕事の進め方の違いからミスマッチが生まれ、職場内トラブルを引き起こす原因ともなります。組織で共有されている重要な価値観を見極め、多様性を持たせても問題のない価値観で組織内の多様化を実現することが大切です。

価値観に多様性をもたせる場合には、新入社員との相互理解に努めることも大切です。相互理解の機会がなかった場合、入社後のミスマッチが発生する可能性が高くなります。ミツカリでは、多様性をもたせたい価値観や程度が客観的に可視化されるため、新入社員との相互理解のツールとしてもご活用いただけます。

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