ミツカリは、近代心理学において最もメジャーである「ビッグ・ファイブ理論」をベースにしています。
ビッグ・ファイブ理論では、性格を5つの独立した要素に分けて計測することで、千差万別の人間の性格をおおまかにパターン化します。
ミツカリでは、5つの性格に「仕事をするうえで特に重要となる価値観」を加え、最新の心理学研究や自社調査によって計14の要素を抽出しました。
その過程では、社会心理学の権威であるカリフォルニア大学バークレー校のキャメロン・アンダーソン教授、および、AI技術に詳しい京都大学大学院の田島敬史教授に監修を頂き、精度を担保しながら設問数を最小限に抑えました。
一般的な性格検査は300問以上で30分かかりますが、最新の心理学研究の理論を組み込むことで、精度を担保しながら10分72問で検出できます。
受検負担を軽減したことで、多くの方々に手軽に受けて頂けるようになりました。
組織は、個性ある多くの人が集まって構成されています。個性の中にも共通する価値観が存在し、それが社風を決定付ける要因であると考えています。
組織全員にミツカリを受けて頂き、共有している価値観を明らかにすることで、組織の傾向を数値化します。
「起業家精神がある人が多い」「やや保守的な人が多い」などの印象を数値化することにより、各社員がどの程度組織に合うのかを比較できるようになりました。
価値観の数値化、および社員との相性算出にはAIを活用しており、機械学習によって分析の精度は向上し続けています。
「同じような人ばかり採ってはいけない」「金太郎飴のような組織になってはいけない」など、近年、組織内の多様化が叫ばれています。
しかし、とにかくタイプの違う人を採用すればいいというわけではありません。会社の社是・ミッション・コアバリューに共感できない人を採れば、仕事をするうえで大きなミスマッチが生まれ、会社にマイナスの影響を与えます。組織で共有されている重要な価値観を見極め、多様性を持たせても問題のない価値観で組織内の多様化を実現することが大切です。
ミツカリは、各社で異なる重要な価値観を分析して相性の判定を行っているため、どのような価値観で多様性を持たせても問題ないのかも分かり、ミスマッチを起こさない組織の多様化をお手伝いします。
Cameron Anderson(キャメロン・アンダーソン)
社内政治での地位や権力がチームに与える影響に関する研究を専門とし、
リーダーシップや交渉術、人間関係の対立、グループダイナミクスに関する研究などを行っている。研究と教育に関わりながらも世界規模の組織や企業に対して定期的なコンサルティングも行う。
田島 敬史(タジマ ケイシ)
京都大学大学院情報学研究科教授。
データベースシステムや情報検索システムに関する研究、これらのシステムにおけるデータモデル、質問モデル、質問処理の効率化、アクセス制御、ユーザインターフェイスに関する研究を行っている。
近年はWebからの情報抽出、ソーシャルネットワーク分析に関する研究も行う。
第1回HRテクノロジー大賞
注目スタートアップ賞
第5期富士通アクセラレータープログラム
優秀賞
第5回Rise Up Festa
情報・ネットサービス部門最優秀賞
HR Tech GP2018
人事賞