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性格分析を人事戦略に活かすメリットとは?ツールや企業事例も紹介

「性格」はその人物を表す最も基本的な要素

人に関するデータは年齢、性別など様々な種類がありますが、その中でも特に注目されているのが心理的要素の「性格」です。性格は個人の行動や意思決定に大きな影響を与える要素であり、ビジネスの世界でも重要視されています。

近年ではAIを活用したHRテクノロジーの進化と心理学、産業の連携により、性格分析がより一般に浸透し、働き方や採用活動といった企業の生産性向上につながってきています。

そのため、人に関するデータを分析するピープルアナリティクスやHRテクノロジーを活用した性格分析は、人事戦略や人材開発、経営部分の人的資本に関わる場面で不可欠な手法となっています。

「性格分析」の始まりと現在

自分の周りを見渡してみると、身長や髪の色などの身体的な特徴だけでなく、同じ環境を共有している人の中でも考え方や趣味嗜好などの心理的な性質の違いも存在します。ここでは、性格・人物分析の始まりと現在について解説していきます。

"ビッグ・ファイブ理論"を活用した性格分析の進化

個人個人の違いを説明するために、1890年代から心理学において「性格研究」にいち早く取り組み、ビッグファイブ理論などが生まれました。

ビッグファイブ理論はアメリカの心理学者であり、オレゴン大学の名誉教授であるルイス・R・ゴールドバーグ氏が提唱した「人の性格は5つに分類でき、5つの要素から構成されている」という理論です。

ビッグファイブ理論では、以下の5つの要素を使って人の特徴を説明します。

  • 開放性(Openness to new experience) ー 知的好奇心や、新しい経験への興味の高さなどを表します。
  • 勤勉性 (Contiensiousness) ー 感情をコントロールする力や、業務への責任感の強さなどを表します。
  • 外向性(Extraversion) ー どれだけ社交性か、活発さなどを表します。
  • 調和性(Agreeableness) ー 他社へのどれだけ協力的で、思いやりをもっているかを表します。
  • 神経症傾向(Neuroticism) ー ストレスに強いか、情緒の安定性を表します。

ビッグファイブ理論を使った性格検査では、5つの分類上それぞれの数値を測定し、人の性格を描写します。ビッグファイブによる性格分類は一つのカテゴリーに性格を当てはめる従来の手法(あなたは開放性な性格です、勤勉性な性格ですと一言で表す)とは異なり、より詳細かつ正確な特性を示すことが可能です。

現在、ビッグ・ファイブ理論に基づくデータは、様々な言語や文化を超えて膨大な量があり、その普遍性も実証されてきています。ビッグファイブ理論は「たった5つ」という分かりやすい数字と、それぞれの英語の頭文字をとって『OCEAN』とも呼ばれています。

心理学の諸分野である産業・組織心理学を中心に、ビッグ・ファイブ理論から仕事のパフォーマンスや健康状態などの実際の行動を予測できることを示す実証研究が数多く報告されています。

これらの実証研究を経て、性格分析を組織経営や人材開発において性格分析の価値を示し、それがピープルアナリティクスやHRテクノロジーへの発展に繋がりました。

この背景から、ビッグファイブ理論をはじめとする性格分析は、学問的な分野だけでなく、広範な分野で業務に応用され、その実用性がますます評価されています。

個人の性質から採用マッチングの時代へ

ビッグ・ファイブ理論をはじめとする性格分析は、組織の人事戦略や人材開発において有用なツールとなっています。

例えば、ビッグファイブ理論は採用活動で活用され、採用候補者の性格や特性に基づいて、自社の社風や部署のメンバーと相性の良い人材を選定することができます。

さらに、採用候補者の性格・特性と、自社で活躍している人材の性格・特性を比較して、入社後のパフォーマンス予測や相性の良いメンターの先輩をつけるなどの人材開発にも活用されています。

近年の心理学や経営学の研究では、人と組織のマッチングに焦点が当てられるようになりました。個人の性格特性と業務内容の相性が、その人のパフォーマンスや収入に影響する傾向にあります。

そのため、性格分析は単に個人の性格・特性を知るだけでなく、その人が「どのような仕事に向いている性格なのか」を見極める重要な手段として活用される時代になっています。

人事戦略に「性格分析」を取り入れるメリット

性格分析は個人の特徴や行動パターン、価値観を理解するために必要な手段です。しかし、採用や人材配置などの人事戦略においてなぜ必要なのでしょうか。

ここでは、応募者や既存従業員の性格分析を行うことで得られるメリットを3つ解説します。

適材適所の確立

個人の性格と業務内容の相性を考慮することで、適材適所の人材配置が可能となります。

例えば「外向性が高い人物は顧客対応が得意であるため営業に適している」「内向的な方は静かで集中力があるため、単独作業や深い知識を要する専門職」「情熱・スピード感がある方は迅速な意思決定と行動力があるため、競争が激しく新しいアイデアや革新的なプロジェクトの推進を行う職務」など、その方の性格・特徴に合わせた人材配置が行えます。

入社後のパフォーマンスを予測

性格分析を通じて得られるデータは、入社後の個人のパフォーマンスを予測できるとされています。

例えば「コツコツと努力することが得意」の特性がある人物は、仕事に対する責任感が強いと考えられ、入社後においても高いモチベーションを維持しやすい可能性があります。

性格分析により、企業は採用プロセスで候補者の性格を評価し、特定の職務において優れた成果を期待できる候補者を選別できます。

社風・チームとのマッチング

個人の性格と組織の文化とのマッチング度を事前に把握することで、早期離職の防止や性格・価値観に合ったチーム構築が可能となります。

例えば、堅実的でコツコツを積み上げる社風の会社に、新しいことやスピード感をもって難しい仕事にも挑戦したい方はアンマッチです。

また、部署・チームの場合であれば営業チームは外向的な方が多いのに、内向的な方を配属してしまうと、一人だけ浮いてしまい早期離職の原因となります。性格分析を行うことで、より会社の価値観やチームに合致する人材を特定できます。

ピープルアナリティクスで性格分析の価値を引き立てる

HRテクノロジーの進化により、性格適性検査もいまでは「自動化」「いつでも・どこでも化」「見える化」「モデル化の機能」により個人の性格を効率的に測定し、組織との適合性を評価するプロセスが迅速化されています。

「性格適性検査の効果的なプロセス」と「ピープルアナリティクス」を組み合わせることで、採用プロセスの中で個人の性格特性を的確に把握し、適材適所のポジションに人材を配置することが可能となります。

自社で挑戦的なプロジェクトが予定されている場合、冒険心旺盛で柔軟性のある性格を持つ従業員が特定できチームを構築することで、プロジェクトの成功に寄与する可能性が高まります。

さらに「見える化」によって、性格分析の結果が分かりやすく提示され、組織全体での戦略的な意思決定がサポートされます。「性格分析」と「ピープルアナリティクス」を組み合わせることにより、人材管理の重要なツールとして活用され、会社の成長やプロジェクトの成功につながります。

性格分析にも活用できるHRツール「ミツカリ」

- ミツカリ(mitsucari) - 適性検査とエンゲージメントサーベイで個と組織の力を最大化する

ここまで人材の採用、育成などの人事戦略は「性格分析」を行うことで、適切に行うことが可能になるとお伝えしました。

とはいえ、いきなり従業員や採用候補者の性格分析をはじめようと思っても、どこに注目して分析すべきかがわからないという人事担当者は多いと思います。

弊社「ミツカリ」では、適性検査とエンゲージメントサーベイを用いて採用候補者や既存社員一人ひとりの性格や相性を可視化するHRTechサービスを提供しています。主な機能を以下に紹介します。

専門家監修のもと開発

社会心理学の権威であるカリフォルニア大学のキャメロン・アンダーソン教授と、AI技術に詳しい京都大学大学院の田島敬史教授に監修を頂いて開発しました。ビッグファイブなどの社会心理学と、相性の診断にはAIが活用されているため、精度の高い結果を抽出することが可能です。

72問約10分で受検可能

質問を5択で直感的に回答できる適性検査のため、72問を約10分で受検できます。PC、スマホ、タブレットで受検できるので、場所や時間を問わず受検可能です。

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受検者の性格・価値観を可視化

ミツカリ-仕事に関する傾向のデータ

受検者の回答結果をもとに、性格・価値観を可視化できます。上記は「仕事に関する傾向」ですが、他にも「行動」や「意思決定」など6つの傾向を可視化できるため、一人ひとりの性格分析に活用できます。

会社や部署との相性を数値化

マッチ結果のスコア

採用候補者と既存の従業員に受検いただくことで、会社の社風、部署やメンバーとの相性を数値で可視化できます。採用での判断材料にはもちろん、入社後にどのメンバーをメンターにつけるかなどで活用されています。

コミュニケーションのタイプも確認可能

ミツカリ ソーシャルタイプ結果

ソーシャルスタイル理論を用いたコミュニケーションのタイプも確認できるため、内定者への口説きや既存従業員へのコミュニケーション改善に活用も可能です。

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エンゲージメントサーベイで従業員の状態を分析

ミツカリエンゲージメント

新入社員の入社後のパフォーマンスや、既存従業員の状態を可視化して、組織改善したい場合は併用して活用できるエンゲージメントサーベイ機能のご利用が可能です。

「エンゲージメント(会社への信頼度)」「報酬」「人間関係」「職務適性」「コミュニケーション」の5つの要素を可視化でき、定期的に実施することで変化を分析できます。

採用候補者と既存従業員の性格を可視化して分析できるだけでなく、採用・配属・マネジメント・従業員のエンゲージメントをカバーするツールとなっています。

他にも性格分析に活用できる機能を多数用意していますので、気になる方は資料やサービスページをご覧ください。

すべての機能が利用できる無料トライアルも実施中です。

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性格分析を人事戦略に取り入れている企業の事例

ここでは「ミツカリ」を活用して性格分析を行い、採用や人事配置が成功した企業の事例を2つ紹介します。

性格分析を取り入れて助け合う組織づくりを構築

酒類・食品販売、外食、不動産などの事業を展開する株式会社間渕商店様の事例です。「課題」「ミツカリ導入の理由」「結果」にわけて具体的に紹介します。

課題

従業員の性格・価値観を理解しながら、どこを伸ばしていくべきかを大事にしています。しかし、店舗の店長がスタッフを指導するときに、経験や勘でコミュニケーションなどを取っていたため、店舗ごとに指導方法にバラつきがありました。

ミツカリ導入の理由

  • 一人ひとりの性格や価値観を把握できる
  • 性格だけでなくコミュニケーションの取り方など一歩踏み込んだところを分析できる
  • メンバーとの相性を数値で確認できる

結果

従業員の性格・価値観を分析した結果を、人材育成やコミュニケーションの取り方に活用できています。幹部社員には性格・価値観での違いや行動の差を説明し、一人ひとりに合った指導や人材育成ができるように説明もしています。

結果として、従業員同士の良いところを見るようになっただけでなく、あまり得意でない部分はお互いサポートし合う関係性を構築できるようになっています。

>>「株式会社間渕商店 様」の活用事例はこちら

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性格分析を用いてハイパフォーマーの採用・配属確率を2倍に

業務請負、人材紹介などの人材サービス事業をメインに展開する株式会社ウィルグループ様の事例です。「課題」「ミツカリ導入の理由」「結果」にわけて具体的に紹介します。

課題

いままで、採用や人材配置は勘と経験を研ぎ澄まして行っていました。しかし、従業員が1,000名以上になってくると、いままと同じやり方では人材の適材適所は難しいと感じ始めました。

そこでピープルアナリティクスを本格的に推し進め、人材の性格データを採用・配属などに活かしていくことになりました。

ミツカリ導入の理由

  • データを簡易に取得できる割に項目が多く分析に適していると感じた
  • 性格データを用いたピープルアナリティクスをつくるのに適している

結果

従来の採用活動・配属での活躍者の割合は30%程度でしたが、ミツカリの性格データをもとに採用を行ったことで55%(約2倍)になるまで精度を高めることができています。

活躍者をモデル化するだけでなく、本部から支店への配属時の上司と部下の関係性を見るなど、ミツカリの性格データの活用が社内で広まっています。

>>「株式会社ウィルグループ 様」の活用事例はこちら

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性格分析を取り入れて適切な人事戦略を!

今回は「性格分析」に焦点をあてて、性格分析の始まりと現在、人事戦略に活用するメリット解説などをしました。

近年、人材と組織のマッチングを重視する企業や、適材適所の人材配置などにチカラを入れる企業が増えている傾向にあるため、採用候補者や既存従業員の性格・価値観を把握することが重要視されています。

性格を分析することで、その人材に適した業務の割り振りや配属先を決めることができるので、離職率の改善や生産性の向上など組織改善にもつながります。

また、性格分析の応用において、ピープルアナリティクスやHRテクノロジーは強力な手助けになります。人事戦略に課題を抱えている企業は、ツールなどを導入して性格分析を取り入れてみると良いでしょう。

弊社「ミツカリ」は、適性検査とエンゲージメントサーベイを用いて一人ひとりの性格や相性を理解・分析し、個と組織の力を最大化するHR Techサービスを提供しています。

10分程度の適性検査を採用候補者や既存の従業員に受検いただくことで、個人や組織における32項目の性格・価値観を可視化し、会社や部署との相性が数値で表示されます。

一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会が毎年実施しているDIGITAL HR COMPETITIONでは、ミツカリが2020年HRテクノロジーソリューション部門(テクノロジー・ツール提供部門)のファイナリストに選定されました。

また「ミツカリ」を活用したソフトバンク株式会社の取り組み事例が2020年のピープルアナリティクス部門(データ活用実践部門)においてグランプリを受賞、株式会社ウィルグループの取り組み事例が2022年ピープルアナリティクス部門においてファイナリストに選定されています。

ミツカリ」を用いて性格分析ができるだけでなく、実際の企業活動においても成果を発揮し、第三者機関からの評価を頂いています。

無料トライアルも実施中ですので、採用活動や人材配置で性格適性検査を取り入れたいと考えている方は、この機会にぜひお試しください。

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ミツカリ
会社や組織のミスマッチを予測し、早期離職を未然に防ぐ

4,600社が導入し、326,000人が受検した適性検査。応募者の人物像、社風との相性がひと目で分かり、多くの企業で離職率が改善されています。採用面接だけでなく、内定者フォローや採用要件定義など、様々な人事業務でミツカリが活用されています。

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