株式会社ファームノートホールディングス
一人一人としっかりと向き合うマネジメントをミツカリで実現
代表取締役 小林晋也様
1.3兆円の日本の畜産事業。食を支える重要な産業である一方、高齢化や資料コストの増大など酪農家の負担は大きい。ファームノートはクラウドや人工知能といった最新技術を用い、牧場経営の見える化や牛の発情・疾病検知など多彩なサービスを提供し、酪農家を支援する注目のアグリテックベンチャー。
- 設立
- 2013年11月
- 従業員数
- 50 (2017年9月時点)
- 事業内容
- 酪農・畜産向け牛群管理システム「Farmnote」の開発・提供
- 業種
- インターネット
- ご利用目的
- マネジメント
- タグ
-
- インターネット
- マネジメント
- 1~50名
ミツカリを導入する前の課題
マネジメントは、一人一人にしっかりと向き合うことが大切です。相手の価値観を理解しないままに話をしていては良いマネジメントは実現しません。多くの企業でミスマッチは問題になりますが、原因の一つはマネジメントではないでしょうか。はじめは相思相愛で会社に入ったはずなのに、上司と合わず、お互いに期待が削がれ、日々の行動が変わってしまう。こうなるとモチベーションが上がらず評価もされず、最後はミスマッチだったねとなってしまう。
日々の行動を見ていると、その人のことをわかったように思ってしまいがちです。しかし根っこまで理解することは実は非常に困難です。ファームノートの社員でも、普段すごく優秀でアグレッシブなのに、重要な局面になるといつもなぜか消極的になってしまうという社員がいました。普段のアグレッシブさとは違う行動なので、そういった消極的な一面をみると突然変異があったかのように違和感を感じていました。
ミツカリを選んだ理由
ミスマッチの本当の原因は、その人の根っこを上司がちゃんと理解していないままにマネジメントを行なっていた点なんだと思います。こういった不幸を防ぎ、従業員に向き合ったマネジメントを実現するためには、ミツカリで可視化した価値観がすごく役に立つと考えました。
ちょうどミツカリを導入した頃だったので結果を確認してみました。すると実はその人はかなりエネルギー量は大きいのですが、リスクに対しては慎重に回避したいタイプでことがわかりました。普段はエネルギー量からアグレッシブさが現れるけど、大きな事項になるとリスクを察知し回避的な考えをするタイプだったのです。結果をみてその社員の行動の意味がはっきりと理解できるようになりました。
ミツカリ導入後の効果や期待すること
リスクに回避的で慎重だというパーソナリティ自体が悪いわけではもちろんありません。その人の根っこの価値観なので無理に変えることは必要ありませんし、また非常に困難です。価値観を尊重しつつ、リスクを回避せずに立ち向かう必要があるシーンにはその恐れに立ち向い乗り越えるための勇気を持ってもらうようにマネジメント方法を意識するようにしました。それ以降はコミュケーションのロスも非常に小さくなり、これまで以上に活躍してくれるようになりました。
ミツカリは人の根っこに近い部分を把握できるツールですので、採用での利用はもちろんですが、マネジメントに応用することができます。今後もより強い組織を作るために引き続き活用していきたいと考えています。